Event Report

銀座小十 会食会

和の名店 銀座小十で、この季節ならではの「鮎」と「鰻」をテーマに会食会が開催されました。

2016年6月4日開催

2016年6月4日、鮎が解禁となるこの時期に合わせて「銀座小十」でいち早く鮎を味わっていただける特別な会食会が開催されました。今回、総料理長奥田氏が手がける料理のテーマは鮎と鰻。奥田氏がこだわりぬいたこの2つの食材を、毎年楽しみにされている方も多いそうです。

華やかな前菜、大ぶりの鱧のお椀、お造りと続き、そしてお待ちかねの「鮎」。必ず生きた鮎を使い、サイズは15~16センチの小ぶりのもの。それを炭火で40分じっくりと焼きあげます。ここにたどり着くまでに、奥田氏は何百回も試行錯誤を重ね、ようやくこのサイズと焼き時間を見出したそう。

そして、生きた鮎を串に刺して炭火で焼きあげるのは、ドSの人間でなければできないと奥田氏は言います。少しのやさしい気持ちが躊躇を生み、それが料理のできあがりに影響してくるので、奥田氏は鮎の調理担当に任命した弟子を、この時期になると人格をドSに改造していくのだそうです。こうして少しの妥協もなく40分じっくり焼きあげた鮎は、芳ばしさとやわらかさ、旨みと苦味が共存した、奥田氏にしか出すことのできない深い味わいとなり、「一緒に出された黒ビールとの相性も抜群!」と、参加された皆様からは歓声があがりました。

続いて、やはり奥田氏がこだわっている鰻。琵琶湖で捕れる体長1メートル以上の大鰻のみを使うそうで、そのサイズになるまで厳しい自然界で生き抜いてきた鰻の生命力を料理を通じて伝えたいと語ります。ほどよく脂がのったふわっとした身、そして蒸さずに炭火で焼きあげることでカリッとした皮の部分のバランスが絶妙な一品です。

参加された皆様には、「他では決して食べることができない鮎と鰻のこだわりぬいた美味しさに感動した」と、大変喜んでいただきました。そして「また別の季節に、たとえば蟹や海老を、奥田氏だったらどう料理するのか、ぜひとも食してみたい」とのお声も。まだまだ進化し続ける奥田氏の料理に、今後も目が離せません。
<担当 K.S>


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