Event Report

錦秋の京都 瓢亭と永楽善五郎

毎年好評を博している京都の会食会。7回目を数える瓢亭で初めて夜に開かれ、京焼の名家・永楽の器との競演。京の粋が集う饗宴となりました。

2016年12月10日開催

京都の中でも、寒さが厳しい左京区南禅寺に約400年前からある瓢亭。
今回は、永楽の器と共演しました。

永楽とは、室町期より茶道三千家の茶道具を製作する千家十職のひとつ。「善五郎」の銘で千家好みの土風炉(どぶろ)や茶碗を500年来手がけてきました。永楽家と親交が深く代々の作品を多く扱ってきた美術茶道具商「中西松豊軒」の中西氏から当代17代をはじめ、所蔵歴代の器について、美しさ、色合い、歴代それぞれの力強さをお話しいただきました。

お食事がはじまり、向付にて14代の妻・妙全「黄交趾 熨斗向付」と15代・正全「仁清 熨斗宝絵向付」がひとりひとりの目の前に。ここで、瓢亭15代目主人・髙橋義弘氏から「料理と器と一体となって完成します。ぜひ手にとってお楽しみください」とご挨拶。

外の寒さも忘れてしまうほどの、目と舌で楽しむ京懐石。
お部屋の床の間にも永楽焼を並べ、いつもは美術館では遠くから眺めるだけの器を手に取って楽しんでいただきました。

皆様ほっこりとした、京都の冬を体感いただくことができました。今後も京都の四季を楽しんでいただけるイベントを開催いたします。どうぞご参加ください。<担当:濱>


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