Event Report

Event Report|Diners Club Presents SOCIAL JAZZ SESSION 2013-14

2014年4月1日(火) ブルーノート東京

ジャズを愛するすべての人へ

桜が満開の4月1日、南青山の「ブルーノート東京」でダイナースクラブが提供するイベント「ソーシャル ジャズ セッション 2013-14」のスペシャルライヴが行われた。これは、腕に覚えのあるミュージシャンなら誰でも応募できるコンペ形式のユニークなジャズイベントで、今回が2回目である。

現代ジャズ・フュージョン界を牽引するスターギタリスト、リー・リトナー。共演メンバーはパトリース・ラッシェン(key)とエイブラハム・ラボリエル(b)、「カシオペア」で知られる神保彰(Dr)という豪華メンバー。

ゲストミュージシャンのひとり、クリスタル・ケイと息の合ったパフォーマンスを繰り広げるリトナー。

応募者は自分の演奏を公式サイトにアップして、これを視聴した一般ユーザーによる「いいね!」得票数の多いプレイヤーの中から10人が選ばれて、ブルーノート東京での決勝戦を兼ねたセッションに臨むというもの。そして、このセッションにはブルーノートならでは、そしてダイナースクラブならではの、世界の超一流のミュージシャンが共演者として参加する。アマチュア・ミュージシャンにとってはまさしく夢のようなイベントだ。今回10人のファイナリストと共演し彼らのジャズ・スピリッツに一層の輝きを加えたのは、フュージョン・ギターのスーパースター、リー・リトナーである。

夢のライヴステージに上った10名は、360人の応募者の中から、200万を超えるPV・投票を経て選ばれただけあって、いずれ劣らぬ手練れ揃い。ヴォーカル、ギター、サックス、フルート、ドラム、ピアノ、ベース、そしてヴァイオリンと多士済々で、おなじみのジャズ・スタンダードを中心にさまざまなセットで見事なプレイを披露した。それはジャズのコンペというよりも一夜のジャズショーといえるもので、ステージと客席が一つになってジャズを楽しんだ。

そこからたった一人の優勝者を選ぶのは、審査員長のリー・リトナーも大いに悩んだことだろう。最後に彼がステージ中央に呼び寄せたのは37歳のギタリスト・鈴木直人さんだった。このステージが世界につながることを心から願う。

「ソーシャル ジャズ セッション」の審査で選ばれた10名のファイナリストがゲストミュージシャンとなったスペシャルライヴ。

最優秀賞を受賞した鈴木直人さん(g)とのギターバトル。
鈴木さんはリー・リトナー主催の「シックス・ストリング・セオリー」コンペティションへの特別参加権を獲得。

文・米澤伸弥