ホーム > グルメ > 『SIGNATURE 今月の一皿』 No.86 極楽ワイン天国

ダイナースクラブ会員様にお送りしている会員誌「SIGNATURE」より、選りすぐりの一品をご紹介します

WEB限定 今月のもう一皿

ファッションの最先端が集まる表参道。街を歩く人々までが、まるでファッション雑誌から飛び出してきたようだ。友人と食事をした後、裏路地にできたワインバーにお誘いを受けて行ってみることにした。

入口から下りる階段の先に広がる灯りは、巨大なセラーから発せられている。その灯りの先に大きなスペースがあり、バーコーナーがフロアの真ん中にどんと構えている。このバーコーナーを取り囲むのもワインセラーでその迫力に圧倒される。とても煌びやかで優雅な空間だ。よく見るとボトルそれぞれに値段がついている。ここ『ワインハウス南青山』は、物販もしつつワインと食事をきちんと提供するスタイルなのだ。

スーパーバイザーの柳沼淳子さんは、この莫大な数のワインをセレクトした中心人物。「ワインは記憶の飲み物。シャンパーニュに力を入れながら、まずは今まで美味しいと感じたワインからセレクトしました」とのこと。柳沼さんセレクトのコーナーには僕の大好きなルーチェ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノもあって嬉しかった

今月の一皿は、ワインに合わせたメニューの中から山形三元豚とフォアグラのテリーヌを頼んでみる。大きなフォアグラが真ん中に入っていて、とてもクリーミーで肉の旨みが凝縮された味だ。マデラ、コニャック、ポルトと3種のお酒を混ぜ込んでいて手が込んでいるのがよくわかる。シャンパンとの相性は抜群だ。一頭買いしているという山形牛A5のサーロインステーキはとてもお得。ドライエイジした牛は軟らかくてジューシー、大きなカットから覗く真っ赤な切り口が食欲をそそる

併設しているキッチンからのデリも楽しい。プロシュートやチーズ、ラタトゥイユや新鮮な果実などがあり、ワインがすすむこと間違いなし。広い店内には寿司カウンターやシガールームもあり、12月下旬からそちらもスタートする予定とのこと。まだまだ進化が期待できるワインハウス。しばらく注目してみたい。

写真・岡村昌宏 文・下谷友康

ワインハウス南青山WINE HOUSEーminami aoyamaー

30席あるバーカウンターでは赤白各種20種類以上のワインがリーズナブルな価格で試飲できる。シャンパーニュのセレクションも充実している。ペリエ ジュエ ベルエポック(750ml)は、20,000円。山形三元豚とフォアグラのテリーヌ(1,050円)、山形牛A5のサーロインステーキ(1,890円)。
※この記事に掲載の金額は取材当時の消費税率込の料金です。

住所 東京都港区南青山3-15 -13
電話 03-6804-6166
営業時間 11:00~3:00
定休日 無休

WEB限定 今月のもう一皿
ほおずきショコラ

ほおずきといえば、日本では観賞用というのが一般的だったが、最近では食用もぼちぼち出回ってきている。糖度が高いほおずきは、イタリアやフランスでは古くからフルーツとして親しまれてきたのだとか。

ここ『ワインハウス南青山』ではそのほおずきをスイーツに仕立てて提供している。それは、長野県産の食用ほおずきのまわりにチョコレートをコーティングした「ほおずきショコラ」(200円/税込)。「ほおずきのほのかな苦味や酸味とチョコレートの甘味のハーモニーを楽しんでいただきたいですね」と、シェフの渡辺さん。シャンパーニュやワインが主役のこのお店では、大人なイメージのこんな小さなスイーツがよく似合う。

仲間と食事を楽しんだ後、もう少しその余韻に浸っていたい時、ワインとチーズ、そしてこの「ほおずきショコラ」があれば、きっと上質で優雅な夜を過ごせるのではないだろうか。
※この記事に掲載の金額は取材当時の消費税率込の料金です。

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