ダイナースクラブと行く京都

茶室のような粋な空間で
趣向を凝らした懐石を。

祇園にしかわ

路地奥に広がる別世界で
気鋭の料理人の心躍る懐石料理に出合う

「祇園さん」の呼び名で親しまれる八坂神社から南へ伸びる下河原通。落ち着いた町並みから「祇園にしかわ」へと続く風情ある石畳の路地は、まるで日常から切り離された別世界へのエントランスのようです。路地の奥では、気鋭の料理人と注目される西川正芳(にしかわまさよし)さんの趣向を凝らした料理が待ち受けています。

小気味よく供される料理を
カウンター席で

中門をくぐると、そこに広がるのは網代天井や下地窓がある、茶室を思わせるような数寄屋の粋(すい)を凝らした和の空間。人数や場面に応じて個室やテーブル席を選べますが、こちらで一度体験してみたいのがカウンター席。清々しい白木のカウンターの中で、西川さんが手際よく料理を作る様子を眺めながら食事が楽しめます。料理は厳選された季節の食材を60~80種使い、夜は12品ほどのコース仕立てで供します。「日本料理は、器やお花、茶道など色々な文化を含むので勉強することだらけです」と話す西川さん。器は料理をイメージして福井県の窯元に特注することも多いのだとか。

季節感あふれる演出に
心躍る料理の数々

「何回も足を運んでくださるお客様に、どう驚いてもらうかを考えています」と話す西川さん。6月のある日、焼物のあとに出された八寸は、京うちわを象った春慶塗の敷折膳の上に、夏越祓をイメージした茅の輪が乗るという演出が。そして、茅の輪の下に並ぶ料理のひと品には鯖寿司も。脂の乗った肉厚の鯖とシャリの間にわさび菜を挟んだ開店以来評判の品です。さらにコースが進むと、これを楽しみにしている人も多いという、特注の羽釜で炊き上げた季節のご飯が登場。最後に西川さんが自ら点てるお薄をいただく頃には、映画の名作を見終えたような満ち足りた気持ちに。

気鋭の料理人の原点は
幼い頃に見た風景

「祇園 さヽ木」など数々の名店で修業し、28歳の若さで料亭「わらびの里」の料理長を務めた西川さん。2008年、33歳の時「自分の思い通りの表現をしてみたい」と思い立ち、「祇園にしかわ」を開店しました。幼い頃より友禅絵師の祖父に連れられ、美術館や料亭を訪れていたという西川さん。少年だった当時、目に映った美しい料理が、やがて日本料理への憧れとなりこの道を目指したのだとか。日本文化の粋がまさに集うのが日本料理だと感じるという西川さんは「日本人に生まれて、日本料理に関わっている幸せを感じています」と言います。

祇園にしかわ

住所 〒605-0825
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町473
電話番号

075-525-1776

  • ※ご予約の際は、ダイナースクラブのHPを見てとお伝えください。
営業時間

12:00~15:00(12:00入店)

18:00~20:30(20:30最終入店)

お料理
  • 昼の懐石料理
    5,000円 8,000円(税・サービス料10%別)
  • 夜の懐石料理
    15,000円(税・サービス料10%別)
  • おまかせコース 時価
お席 カウンター11席 テーブル18席個室6席
お持ち帰り

鯖寿司 4,000円(税別)

ちりめん山椒2,000円(税別)

2015.08.03

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