LIFESTYLE ― Club Life

ふたつのラグジュアリーが
出逢った夜

ブガッティ シロン ジャパン・プレミア@東京クラシッククラブ

フランスが世界に誇る世界最高速の量産車、ブガッティ・ヴェイロンの発表から10年、その後継モデルとしてのハイパー・スーパースポーツカー「シロン」がついにそのヴェールを脱いだ。そのジャパン・プレミアに選ばれた場所は、日本初の本格的なカントリークラブである『東京クラシッククラブ』。ふたつの“真”のラグジュアリーが出逢った稀有な一夜であった。

写真・阿部昌也 文・シグネチャー編集部
協力:ブガッティ・ジャパン、東京クラシッククラブ

Photographs by Masaya ABE Text by SIGNATURE
Special Thanks to Bugatti Japan & TOKYO CLASSIC CLUB

真のソサエティという理念を掲げ、日本初のカントリークラブとして誕生した『東京クラシッククラブ』。そのクラブハウスをステージに、フランスのラグジュアリーブランドのブガッティが行ったニューモデルのスーパーカー「シロン」のジャパン・プレミアは、それまでの新車発表会とは趣が異なっていた。それは、世界でもっともパワフル、最速にして最高価格のクルマのお披露目であるという理由だけではない。そこに参加した人々や場の醸し出す雰囲気が、本当の意味での“ソサエティ(社交)”を予感させたからである。

 夕闇がせまる頃、ブルーにライトアップされた『東京クラシッククラブ』のクラブハウスのエントランスには、ブガッティのヴィンテージ「T-35T」の1926年モデルが、来場するVIPゲストを出迎え、ロビーにディスプレイされたブガッティのライフスタイル・ラインのレザー類もすべてブルーを基調にまとめられている。そしてジャパン・プレミアでアンヴェールされた、世界最高速にして世界最高価格を謳う「シロン」もまた、全身がブガッティのブランドカラーのブルーをまとっていた。

馬蹄形のフロントグリルをはじめ、デザインはブガッティの歴史と伝統を感じさせるが、そのグリルも、創業者エットーレ・ブガッティのサインをモチーフにしたCラインと呼ばれる、ボディのサイドを流れる特徴的なラインの内側に設けられたエアインテークも、すさまじい熱量を発するエンジンルームに大量の空気を取り入れるための、機能とデザインの融合なのだという。

 驚くべきはその最高出力。8リッターW16気筒4ターボというエンジンは、2015年に生産終了となった前モデルの「ヴェイロン」同様だが、「シロン」では1500psというパワーを目標に設計された新開発のエンジンが搭載されている。

スーパースポーツカーに特化したフランスのラグジュアリーブランド・ブガッティが立ち上げた「エットーレ・ブガッティ・コレクション」。
アート、デザイン、ラグジュアリー、エクスクルーシブなライフスタイルを表現した、主に男性を対象としたコレクションは、
クラシックな雰囲気の「EB エットーレ・ブガッティ」と、スポーティでモダンな「ブガッティ・パフォーマンス」のふたつのラインを展開している。

ブガッティの象徴“馬蹄形グリル”や、伝説の名車「クーペ・アトランティック」のボディパネルのリベット留めなど、コレクションには、往年のグランプリ・ブガッティのモチーフが随所にちりばめられている。数億円はくだらないブガッティのハイエンドなスーパースポーツカーのオーナーならずとも、そのラグジュアリーな世界観を身にまとう快楽は、何ものにも替えがたい。

スーパースポーツカーのショールームとライフスタイル・ブティックを併設する複合的旗艦店に足を運んでみてはいかがだろう。

Shop Information

ブガッティ 東京 (ショールーム&ブティック)

東京都港区南青山6-4-13

営業時間:11:00~19:00

定休日:水曜

 今回のスーパースポーツカーの発表の舞台となった『東京クラシッククラブ』は、2016年春にすでにオープンしているゴルフコースに加え、もうひとつの核となる「乗馬クラブ」が本格始動し、2016年12月8日、グランドオープンを迎えた。

乗馬というスポーツは、ある意味、ゴルフと似ている。個人がベースであると同時に、年齢も人も選ばない。そしてコースや乗馬スペースなどの広大な敷地と、それを支えるクラブというソサエティがかならず必要とされるという点でも親和性がある。

 現在はゴルフコースの外周のトレッキングが主だが、やがてゴルフコースに隣接したホール2つ分の敷地の放牧地(乗馬スペース)が整備される。都内から1時間足らずの移動で、野趣に富んだトレッキングが体験できるのも大きな魅力のひとつ。初心者から上級者まで、美容や健康のため、またリフレッシュのために乗馬を楽しむ、会員制カントリークラブの誕生である。

ホースセラピーは馬と触れ合い、心を通わすことで精神と身体を癒す動物介在療法の一種だが、欧米の富裕層の間では、馬との触れ合いが子どもの豊かな感性を育み、情操教育の場として積極的に進められている。『東京クラシッククラブ』でも、乗馬のプログラムだけでなく、馬の世話をはじめ馬と過ごすクラブライフを通して、自然と人と馬が幸福に共存する環境を創造するアニマル・ウェルフェアの実現を目的のひとつとしている。さらに、馬糞と植物残渣を発酵させて作る完熟堆肥をクラインガルテン(菜園)に用い、クラブ内での環境循環システムを構築するという考え方も、世界基準のカントリークラブの理念に則したものだ。

ジャック・ニクラス設計の、日本で最後の新設コース、すなわち世界でもっとも新しいニクラス設計のコースとして話題を呼び、先行オープンしているゴルフコースもまた、ソサエティクラブの創成を掲げる『東京クラシッククラブ』の重要なファクターだ。自然の地形を見出し、勾配差やスロープを生かしたコース内のあちこちにはフェスキューが植えられ、杉林で区切られた林間コースでありながら、ホールによってはリンクスの趣もある。

 全長7204ヤード、パー72の18ホールの随所に、ニクラスならではの仕掛けが施され、その美しい景観と戦略性の高さには、プレイヤーならずともゴルフファンに期待を抱かせる十分なポテンシャルを有している。

『東京クラシッククラブ』が目指すのは、ゴルフプレーだけのメンバーシップではない。複合的なレクリエーションの場でメンバー同士がソサエティを築き、家族同伴でクラブライフを楽しめるような欧米型の会員制クラブである。そしてその世界基準のカントリークラブの幕開けは、もうそこまでやってきている。

日本初となる「世界基準」の本格的カントリークラブ

ダイナースクラブは、クラブとして誕生し、クラブにふさわしい方をメンバーに迎え、「メンバーのゆとりある豊かな暮らしに貢献する」という基本姿勢のもと、半世紀以上にわたり、さまざまなサービスを提供してきました。ダイナースクラブは、『東京クラシッククラブ』創設にあたり、そのビジョンに賛同し、共に発展をもたらす原動力となりたいと考えています。

「美しくあること。そして、フェアなコースであること……。
ゴルフの魅力は人生にも通じており、心の豊かさは家族や仲間とのよりよき関係を築き、充実した楽しい時間をもたらします。
私が学んだ全てがこの『東京クラシッククラブ』に永遠に引き継がれることを願っています」――ジャック・ニクラス

 ジャック・ニクラス
TOKYO CLASSIC CLUB 名誉発起人

1940年、アメリカ・オハイオ州生まれのプロゴルファー。1960年代から90年代にかけて活躍し、圧倒的な強さから日本では「帝王」「史上最高のゴルファー」と呼ばれる。一方でゴルフコースの設計でも才能を発揮し、世界ベスト100コースにランキングされる名コースを世界各地に設計した。彼が設計したコースは日本ではおよそ20コースがオープンしており、東京クラシッククラブはおそらく日本で最後の設計となる。

Information

東京クラシッククラブ

千葉県千葉市若葉区和泉町365

千葉東金道路「中野IC」から約3分の好アクセス。

 2016年12月8日(木)グランドオープン!

お問い合わせ:東京クラシッククラブ事務局

043-309-6661

http://tokyo-classic.jp

*「世界基準のクラブライフを知る」 Vol.1、Vol.2も併せてご覧ください。

*「カントリークラブの源流を訪ねて イングランド編」も併せてご覧ください。

2016.12.12

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