SIGNATURE2016年01_02月号
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今年の競馬の総決算、有馬記念まで数週に迫りました。それでも、年が明ければすぐに東西金杯から中央競馬のスタートです。来年も応援よろしくお願いします。※11/28(土)以降の成績は次号でご案内します。月の成績Photos: OSA I3 Clemages, Matt Beard Costumes: KymBarrett © 2010, 2014 irque du ilSo月日馬名2/15サラザン1/17リアルスティール2/21カジノブギ2/21ブラックスピネル1/25チョコレートバイン2/22イスラボニータ3/1ファスナハト5/19レーヴミストラル1/31リチュアルローズ3/7ブルックデイル3/8ロサギガンティア3/14バティスティーニ5/24タッチングスピーチ2/8ミトラ5/25ファントムライト1/5パープルセイルレース名着順競馬場3歳上500万下京都3歳上1000万下東京2歳未勝利京都菊花賞(G1)京都アルテミスS(G3)東京2歳新馬京都萩S京都3歳上500万下福島2歳未勝利東京2歳新馬東京2歳新馬東京3歳上500万下東京天皇賞(秋)(G1)東京3歳上500万下東京2歳未勝利京都2歳未勝利東京アルゼンチン共和国杯(G2)東京みやこS(G3)京都2歳未勝利福島2歳新馬東京土湯温泉特別福島3歳上500万下東京オーロC東京黄菊賞京都エリザベス女王杯(G1)京都福島記念(G3)福島福島記念(G3)福島3歳上500万下東京2歳新馬東京3歳上500万下東京2歳未勝利京都2歳未勝利京都マイルチャンピオンS(G1)京都2歳新馬東京ColumnSignatureText by Mari Nishimoto21Ticket Informationトラッカーローラー・スケート日時:2016年2月3日(水)〜5月22日(日)会場:お台場ビッグトップ料金(SS席、特別料金、税込):〈平日〉大人12,500円⇒11,250円、 子供8,500円⇒7,650円〈土・日・祝〉大人13,500円⇒12,800円、 子供9,500円⇒9,000円※「子供券」は3歳〜小学校6年生が対象。 3歳未満のお子様でも座席が必要な場合は、 「子供券」をお求めいただきます。※発売中。販売対象公演は販売ページにてご確認ください。 ⇒ http://totem-jp.com/お申し込み・お問い合わせ:カンフェティ チケットサービスフリーダイヤル 0120-243-543 (月〜金曜 10:00〜18:00 土・日曜・祝日休)※演出機材により、舞台の一部が見づらい席がございます。※都合により演目の一部を変更する場合がございます。※お手元にダイナースクラブカードをご用意のうえ、 お電話ください。ロシアン・バーユニサイクル・ウィズ・ボウル11/23イーグルフェザー11/21イスラボニータ11/15エルビッシュ11/24ライラムーン11/22マレボプール11/21バンゴール11/15ボルゲーゼ11/14ハートレー12/27ロワジャルダン11/8ナイトインブラック11/7アナザーバージョン12/13ブラックプラチナム10/12ルフォール11/1ウィズエモーション11/4クレアドール10/31メジャーエンブレム10/24グランディフローラ10/25マジックタイム1112211111113111311111113231111131った。多くの先住民たちは、それらに命や霊魂が宿るというアニミズム的な思想を今も大切にして生きている。同様に日本にも自然を崇める思想はある。そんな哲学にも似た観念を、ケベック州出身の演出家、ロベール・ルパージュは巧みに表現している。 「映像の魔術師」の異名をもつ彼は、プロジェクション・マッピングを駆使し、歌舞伎からヒントを得た花道を可動式にするなど、最新鋭の技術をサーカスに取り入れた。水中を泳ぐシーンや、火山が噴火し溶岩が流れ出るシーンなど、森羅万象をイリュージョンのように見せている。 天に向かって飛ぶ終盤の演目「ロシアン・バー」では、暗闇で光る衣装をまとった登場人物たちが宇宙への到達を描く。その跳躍の高さと正確さに、「人はどこまでゆけるのだろう」と感じずにはいられない。人間の可能性を示唆する「ダイハツ トーテム」はまさに「進化型サーカス」といえるのではないだろうか。文・西元まり 天空から、きらきらと輝く「クリスタル・マン」がゆっくりと地上に降りてきたかと思うと、いきなり、クライマックスのような華々しさで始まる「ダイハツ トーテム」。地上に生まれ落ちたカエルたちが生命の躍動感を表現するダイナミックなオープニングだ。 2010年、カナダ・ケベック州でスタートし、世界各地を回ってきたシルク・ドゥ・ソレイユの話題作が、2016年2月、日本に上陸する。緑の生き物たちは、巨大な亀の甲羅をかたどったユニークな鉄棒を自在に飛び回る。トランポリンと鉄棒の組み合わせで見せる「カラペース」は、新しく開発された斬新な演目。ここで、宮海彦さんという体操選手だった日本人が活躍している。 全編に描かれるのは、人類の進化だ。ネイティブアメリカン出身のシンガーが熱唱したり、インド、スペインなどの伝統音楽をアレンジして演奏することで、境界のない地平の広がりを感じさせる。そこにサルや猿人、携帯電話を手にしたビジネスマンや科学者の姿が加わり、進化の過程を時にコミカルに、時にシニカルに表象してゆく。 人はどこから来てどこへ行くのか。人が存在する以前から、自然は神のように多様な命を生み育て、世界をつくEntertainmentダイハツ トーテム 東京公演“人類の進化”を旅する 壮大なスペクタクル
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