SIGNATURE2016年01_02月号
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現在、日本からブラジルへは直行便がないため、必ずどこかで経由する必要がある。日本の真裏のブラジルへは、東回りでも西回りでも飛行時間にさほど変わりはないが、いずれにしても合計で24時間を超える長い旅。旅行中、そして旅行後に疲れを残さないためにも、航空会社は注意深く選びたい。米国航空会社の中で最多の日本発着便があるデルタ航空は、成田空港をアジア地域のハブ空港として米国本土7都市に直行便を運航するほか、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港セントレア、福岡空港からも米国本土に直行便を運航している。その便数の多さが、日本人向けサービスの充実に一役買っている。また、同社はブラジルのゴル航空と提携しており、ブラジルへのアクセスが非常によい。ネットワークの充実に加え、機内と経由地でのサービスにも随所に工夫が凝らされている。あえてファーストクラスを設けず、最上級のサービスをビジネスクラス「デルタ・ワン」に投入。フルフラットシートのプライベートな空間、そして美味しい食事とワインなどのドリンクは、幅広い客の満足度を高めている。日本路線では、鮮度の高い食材を吟味し、季節感のある盛り付けの和食コースが大人気。旅の途中の〝ほっとするひととき〟を約束する。また、食後は全路線で導入するスターバックスコーヒーの香り高いコーヒーを。日本人だけでなく外国人にも人気の和食はネットで予約ができるので、搭乗前に必ず予約を入れたい。42全席が通路から直接出入りすることのできるビジネスクラス「デルタ・ワン」のシートは、睡眠時はもちろんフルフラットに。    Delta Air Lines地球の裏側のブラジルへのフライトにもっとも重要なポイントは、快適さと利便性。機内はもちろんのこと、トランジットの際の高品質なサービスが、長い旅をよりよきものにしてくれる決め手となる。デルタ航空でフライトをエンジョイブラジルへのテイクオフ

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