SIGNATURE2016年01_02月号

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98印刷所／凸版印刷株式会社　東京都千代田区神田和泉町1番地編集・発行人／土田宣子発行所／三井住友トラストクラブ株式会社　〒104-6036 東京都中央区晴海1-8-10 トリトンスクエアX棟編集の目編集後記（土）　2016年夏のオリンピックの開催地、リオデジャネイロ。コルコバードの丘に立つキリスト像や不思議な形の岩、ポン・ジ・アスーカル、世界中で最も有名なビーチ、コパカバーナやイパネマなど、リオを訪れたら必ず立ち寄るべき観光地のほかに、ぜひ訪れてみたい場所がある。それは、グアナバラ湾の対岸、ニテロイという街にある、ニテロイ現代美術館だ。　この美術館の設計は、ブラジルを代表する世界的建築家、オスカー・ニーマイヤー（1907〜2012年）によるもの。建築物としては安定感に欠けるそのデザインは、花をモチーフとしているようだ。閉館前の夕方、夕日に染まるその姿は、ブラジルの旅のもう一つの忘れがたき思い出となるに違いない。（美）シグネチャー2016年1＆2月号　定価381円（税抜・送料共）●「そこ」を描くことで「そこ」に生きる人がおのずと物語を紡ぎだす。芥川賞作家の吉田修一さんの創作スタイルは少し変わっているそうです。「そこ」とは東京であったり、長崎であったり、静謐で美しい住宅のある土地であったり、巷間のショッピングセンターであったり。吉田さんの小説の楽しみ方がまた一つ、増えました。●今夏実施した「シグネチャー」に関するアンケートに、たくさんのご回答を頂戴しました。有り難うございます。お褒めの言葉はこれからの励みとし、お叱りの言葉は誌面をより良くしていくために活用させていただきます。引き続きご愛読くださいますようお願い申しあげます。 Signature’s EyeEditor’s NoteClub SignatureJanuary & February 2016 No.588