SIGNATURE2016年03月号
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障害レース界、期待の新星サナシオン。連勝を5と延ばし、中山大障害(J・G1)へ挑戦しました。圧倒的1番人気を背負い、早め先頭で抜け出しましたが、後続馬に差され3着。連勝は止まりましたが、春の大一※1/5(火)以降の成績は次号でご案内します。番での戴冠に期待です。応援よろしくお願いします。月の成績PhotVolksopero:Dmo 3iIDmov / 月日馬名2/15サナシオン1/17トレジャートローヴ2/21ミトラ2/22ゴールドドリーム3/1サーサルヴァトーレ5/19シングウィズジョイ1/31インナーアージ3/8コロマンデル3/14パフォーマプロミス2/8サナシオン5/25ポトマックリバーレース名着順競馬場オリエンタル賞東京2歳未勝利中山イルミネーションJS中山2歳未勝利阪神逆瀬川S阪神金鯱賞(G2)中京2歳未勝利中山3歳上500万下中京2歳新馬中山3歳上500万下中山2歳新馬阪神美浦S中山2歳新馬阪神阪神ジュベナイルF(G1)阪神3歳上500万下中京2歳新馬中山ターコイズS(重賞)中山ターコイズS(重賞)中山3歳上1000万下中山3歳上500万下中京2歳未勝利中山3歳上500万下中京3歳上500万下中京3歳上500万下中京クリスマスローズS中山中山大障害(J.G1)中山グレイトフルS中山江坂特別阪神阪神C(G2)阪神ホープフルS(G2)中山ホープフルS(G2)中山カウントダウンS阪神19Ticket Informationチャルダーシュの女王※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合が ありますので、あらかじめご了承ください。※出演者変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種 の変更はお受けできません。※未就学児童のご入場不可。※お手元にダイナースクラブカードをご用意のうえ、お電話 ください。エメリッヒ・カールマン作曲《チャルダーシュの女王》 全3幕[上演時間:約3時間/休憩1回含む]5月14日(土)・15日(日)・16日(月)いずれも15:00開演J.シュトラウスⅡ作曲《こうもり》 全3幕[上演時間:約3時間25分/休憩2回含む]5月19日(木)・20日(金)18:30開演5月21日(土)・22日(日)14:00開演フランツ・レハール作曲《メリー・ウィドウ》 全3幕[上演時間:約3時間/休憩1回含む]5月26日(木)・27日(金)18:30開演5月28日(土)・29日(日)14:00開演会場:東京文化会館料金:S席39,000円(税込)※発売中、対象公演は販売ページでご確認ください。 https://dnticket.jp/お申し込み・お問い合わせ:カンフェティ チケットサービスフリーダイヤル 0120-243-543 (月〜金曜 10:00〜18:00 土・日曜・祝日休)こうもりメリー・ウィドウ11/15アースライズ11/24バティスティーニ12/27ハートレー11/21アルター11/22ロサギガンティア12/26マレボプール12/20キャニオンロード11/15オーサムレジェンド11/14インストアイベント12/27ダンスアミーガ12/19ブライトリビング11/7メジャーエンブレム12/13レイヌドネージュ12/13ロワアブソリュー12/12アルカサル10/12モンドアルジェンテ11/4アルティマブラッド12/6チェッキーノ10/31ガリバルディ12/5ウムブルフ11/29ポトマックリバー11111111111111111211111113111131デュエット〈唇は黙しても〉に涙するレハールの《メリー・ウィドウ》。ブダペストの歌姫とウィーンの貴族が織り成す身分違いの恋を、甘く哀しく、情熱的に描いたカールマンの、その名も《チャルダーシュの女王》。19世紀後半から20世紀にかけて紡がれた傑作が惜しげもなく並んだ格好だ。 優美なワルツに烈しいチャルダーシュ。古き佳き時代の調べは、もちろん私たちの琴線に触れる。しかしフォルクスオーパーは、昔懐かしいオペレッタに寄り添うだけの劇場ではない。実は洒脱な舞台を仲立ちに、次代を担う俊英、才媛が個性を奏でる、まさに今をときめくパフォーミング・アーツの城でもあるのだ。 60年以上のキャリアを誇るウィンナ・オペレッタの巨匠ルドルフ・ビーブルのタクトで味わう《チャルダーシュの女王》。それにマイヤー総裁のとぼけた演技、機知に富んだ台詞も花を添える《こうもり》と《メリー・ウィドウ》。選択に悩むなら、すべてを。文・奥田佳道(音楽評論家) 心も躍るウィンナ・ワルツに粋なダンスナンバー。摩訶不思議な郷愁を誘う美しいメロディ。お芝居もダンスもお任せあれの名歌手たちに喝采を送り、オーケストラとコーラスの甘美な響きに抱かれる。ドレスに美術、ライティング。すべてが美しい。すべてに味がある。これぞプロフェッショナル。これが大人のエンターテインメント。そんなシアターが4年ぶりに帰ってくる。 ウィンナ・オペレッタの殿堂フォルクスオーパーの舞台を味わうこと、それすなわち、音楽の都ウィーンを体感することである。この街の音楽の宝といえば、おなじみのウィーン・フィル、この秋来日するウィーン国立歌劇場(シュターツオーパー)、それに世界最高峰のオペレッタ劇場であり続けるウィーン・フォルクスオーパーだ。“ワルツ王”ヨハン・シュトラウスの時代や世紀転換期のデカダンス、妖しい息吹を今に伝えるフォルクスオーパーは、ここへきてとてもいい。2007年秋に総裁となったウィーン最高峰の名優ロベルト・マイヤーの功績だ。 5月を彩る演目をご覧あれ。このジャンルの代名詞で、舞踏会の場面も喜ばしい《こうもり》。頬緩む〈フレンチ・カンカン〉に〈女・女・女のマーチ〉、意地を張ってきた男と女が愛をささやくColumnSignatureText by Yoshimichi Okudaウィーン・フォルクスオーパー 2016年日本公演Entertainment「オペレッタの殿堂」の贈り物。 幸福感に包まれる極上の3演目

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