SIGNATURE2016年03月号
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無料で相談にのってもらえるという。一方で、三井住友信託銀行のチャネルを使ったダイナースクラブ会員の新規開拓にも余念がない。テレビコマーシャルやインターネットなどを通して、ダイナースクラブカードを積極的に告知している。 「現在、会員数は70万人強。一方、三井住友信託銀行には350万人ほどのお客様がいます。その中の何割かの方々は、新たにダイナースクラブに関心を示していただけるでしょう。ダイナースクラブの会員が増えることは、確実にサービスの充実につながります。既存会員の方にもそのメリットを実感していただけるよう、お客様第一で考えていきます」〝サービスの充実〟を図るためには、独りよがりの押しつけがましいものであってはならない。野原社長が最も腐心し、注力しているのはそこだ。 「新会社として、最優先すべき課題として考えているのが、会員の皆様の声に耳を傾け、それに真摯に応えていくことです。営業の現場やコールセンターなど会員の皆様との接点において積極的にご意見をうかがうとともに、アンケート調査も実施していきます。そうした中で一つずつ、会員の皆様のご要望やご不満に応えていき、それを繰り返し、積み上げていくという絶え間ない努力が、最も重要だと考えています。ぜひとも、率直なご要望・ご意見をお寄せください」29事業の完全譲渡に関する詳細はこちらをご覧ください。ダイナースクラブ http://www.diners.co.jp 三井住友トラストクラブ株式会社代表取締役社長野原幸二ダイナースクラブからのお願いです皆様の「お声」をぜひお聞かせください日ごろからダイナースクラブをご愛用いただき、ありがとうございます。1960年、日本でカードの発行を開始して以来、お客様の最良の時を演出すべくともに歩んでまいりました。長きにわたって変わらぬ大切な道しるべは、常にお客様の「お声」でした。ときには叱咤のお言葉を、ときには感謝のメッセージを頂戴してきました。皆様のお声に触れるたび、私どもは、常にお客様とともに前進し続けてきた、と実感を深めます。ダイナースクラブはこのたび三井住友信託銀行グループとパートナーシップを結びました。これを機に、サービスの品質の改善、もしくはよりいっそうの充実、向上を図っていく所存です。そのために、皆様のダイナースクラブに対するご要望・ご期待・ご不満の「お声」をぜひお聞かせください。いただいたお声の中には、答えを出すためにいくつかのステップを要したり、改善するのにお時間を頂戴するものもあるかもしれません。しかし、私どもは覚悟をもって一つひとつ着実に改善や解決を図ってまいります。本誌にアンケート用紙と返信封筒を同封しています。皆様の忌憚のないご意見をお待ちしています。
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