SIGNATURE2016年06月号
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ダイナースクラブは、2015年12月14日、親会社が三井住友信託銀行に替わり、発行会社名を三井住友トラストクラブ株式会社に改めました。外国企業のグループ傘下で積み重ねたグローバルな知見に加え、信託業務専業の国内トップ銀行の強みを、今後、これまでにないサービスのご提供につなげていきます。同時に、新生ダイナースクラブを実現するためのまたとない好機と捉えています。至らない点は何だったのか、という振り返り。新しいステップへと飛躍的に歩を進めるための活動の開始。ダイナースクラブの羅針盤は、なんといっても「お客様のお声」です。お客様との接点は、いくつもあります。コールセンター、会員専用オンラインサービスから発信していただくEメール、トラベルサービスやグルメサービスの受付デスク。ダイナースクラブの加盟店経由でも、お客様の声が寄せられています。そしてこの春、『シグネチャー』に同封して、お客様の声アンケートを実施しました。設問は、ダイナースクラブのカード基本機能、代表的な付帯サービス、コミュニケーションの品質などただく第1問。続く第2問から第4問で、具体的なお声をお尋ねしました。ご返送いただいた通数はおよそ六千通。ご記入いただいたメッセージは、一万五千を超えました。本当に有り難うございました。いくつかのお声をご紹介します。高評をいただいているのは、ダイナースクラブが日本で初めてクレジットカードの発行を開始した当初から貫いているステータスの高さ。具体的なサービスでは、有効期限のないポイントサービス、安心の付帯保険のほか、コールセンターの丁寧な応対にも満足の高さがうかがえます。優れたサービスに到達点はありませんので、これからもより高いレベルでのサービスのご提供に取り組みます。改善を期待すること、不満足のお声が強いのは、国内・海外でのカード加盟店数です。海外加盟店で利用できないことが多い、というご不満の声には、日本のダイナースクラブの努力だけでは成果を挙げづらい仕組みがハードルとなっています。今後、ダイナースクラブインターナショナル、および世界各地のダイナースクラブとの協力体制の強化が必要と考えています。国内におけるダイナースクラブカードの使い勝手は、じつはここ数年、大いに改善されています。この点につきましては、今後お客様にその状況を丹念にお伝えしていきます。併せて、お客様の身近に、いまだダイナースクラブカードが使えない店舗があれば、一つ一つ交渉をしていく活動を継続し、結果・成果は、『シグネチャー』や公式ウェブサイトでご案内します。公式ウェブサイトや会員専用オンラインサービスの使いづらさも、不満のお声が多い分野です。ウェブサイトの機能面での改善は、すみやかに対応すべき課題として認識しており、取り組みを進めています。左ページにはお寄せいただいたお声をまとめました。まさに私どもにとりましては、「宝」ともいえるお客様のお声。一つ一つに答えを出す努力を怠らず、お客様に「ダイナースクラブの会員で本当によかった」と言われるように、一丸となってダイナースクラブの未来を拓いていきます。どうぞご期待ください。「お客様のお声」こそ未来への羅針盤ダイナースクラブが、あらためて強く決意すること。それは、お客様としっかりと向き合って、お客様お一人お一人の声に耳を傾けること。お客様との信頼関係を深め、ダイナースクラブをよりよくしていきたいと願っています。その第一歩は、皆様からお寄せいただいたアンケートから。第3回ダイナースクラブの未来像 30項目にわたって4段階で評価してい30
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