SIGNATURE2016年11月号
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Photograph by Toru OshimaText by Masahiko Shinagawahttp://www.diners.co.jp/ja/sig/m1611/上から、パテ アンクルート1,500円、お肉のテリーヌ900円、ジャポン フィーヌゼルブ1,000円、フォアグラのテリーヌ2,200円、鴨とイチジクとナッツのテリーヌ1,100円(すべて税込)お問い合わせ HAND OVER LAQUE四条烏丸 電話075-708-7730写真・大志摩 徹 文・品川雅彦この「食の新ブランド」が生み出すシャルキュトリーは、第1回フランス・シャルキュトリーコンクールで金賞に輝いた京都・丸太町の『リンデンバーム』吉田英明シェフと、滝本シェフが手を携えてメニュー開発した。名手の共演ここに。27 今年8月上旬、京都のファッションビル『LAQUE四条烏丸』にオープンした『HAND OVER』。フランス語で食料品店を表す“レピスリー”の新ブランドとして、開店以来多くの食通が訪れている。 手掛けているのは、烏丸御池のフレンチレストラン『ラ・ビオグラフィ…』のオーナーシェフ・滝本将博氏。京都で生まれ育った氏は、歴史あるフランス料理の技法に自身のエッセンスを加え、「京都の食材を通して京文化を伝えていきたい」との想いを込めて仕事に当たっている。手渡すという意味をもつ『HAND OVER』では、京とまと、万願寺唐辛子、鹿ヶ谷南瓜などの京野菜を使ったプティシューやドライフルーツ、ローストナッツなどを用いたタルトケーキ、酒粕や甘草、チーズなどを材にしたサブレなども並べられているが、ひときわ目を惹くのが、鴨とイチジクとナッツのテリーヌ、パテアンクルート、煎茶のソーセージなど全6種類の「シャルキュトリー」(ハム・ソーセージ・パテ・テリーヌなどを指す食肉加工食品全般の総称)。おいしいものは、手渡す前に笑顔が見える。デジタル版シグネチャーは下記よりご覧ください。ししがたにかぼちゃnew ?What’s 京都のレピスリーでシャルキュトリーをGourmetHAND OVER
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