古代戦士の愛ラブ コレクションの新星 写真・大志摩徹 文・大川邦之 1969年、『カルティエニューヨーク』のデザイナー、アルド・チプロが古代戦士の愛の逸話をモチーフにしたジュエリーを生み出した。2つのピースを専用のドライバーでロックアップするブレスレットで、ビスがポイントのデザインだ。シンプルにして清明の気を湛え、えりすぐりの素材による香気あるブレスレットは、愛の約束となるビス留めという劇的な仕掛けもあって、発表後たちまち世界のセレブリティの評判となった。その後も様々な歴史を重ね、カルティエの伝説的な人気コレクションとなった。 昨年末、その最新モデルが『カルティエ銀座ブティック』で先行発売され、話題を呼んでいる。洗練された細身のミニマムなデザインだが、込められた愛の意味と仕掛けは、基本コンセプトどおり深く濃厚だ。お守り、シンボル、装飾というジュエリーの根本を超えた愛に寄せるオーラがあるのだ。 新作モデルは少し細身になり、ユニセックス。重ね着け、パートナーとの持ち合いも楽しめそうだ。ぜひ、手に取ってみてほしい。http://www.diners.co.jp/ja/sig/m1703/お問い合わせカルティエ カスタマー サービスセンターフリーダイヤル0120-301-757カルティエならではの高品質の素材による“永遠の愛の輪”。銀座店での先行販売後、現在は路面店各店とEコマースサイトで販売中。左:ダイヤモンドとPGのブレスレット、径16cm、2,560,000円、右:WGのブレスレット、径17cm、445,000円、中:ダイヤモンドとPGのリング、460,000円。すべて税抜23デジタル版シグネチャーは下記よりご覧ください。Photograph by Toru OshimaText by Kuniyuki OkawaWhat’s new ? Watch & JewelryCARTIER
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