花士花士と書いて「はなのふ」と呼ぶ。草木に仕える人という造語だが、そのやわらかな音感に比して、「もののふ」、すなわち武勇をもって主君に仕える武者を連想させる。花を通して、自然から、人から教わった、生きること、生かすこと、そして生かされていることの大切さを静かに伝えつづける花人は、乱世から距離を置いて日本の美の規範をつくった室町のこころを現世に甦らせようとしている。禅にも通じる、花の原点ShuhoPhotographs by Tadayuki MINAMOTOText by Mikako SAWADASpecial Thanks to: Uehara-EizandoSignatureInterview11no.珠寳写真・渞 忠之文・沢田眉香子撮影協力・上原永山堂 京都寺町店70人
元のページ ../index.html#9