SIGNATURE2017年04月号
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2016 360度の摩天楼に囲まれた空間『ラ・フェットひらまつ』。師走の喧騒から離れたこの天空で、ダイナースクラブと阪急うめだ本店が「着飾ってお出かけする場=ハレの場」を演出した『Luxury Christmas Nght 』が催された。両社がビジネスの垣根を超え、「関西に紳士淑女の〝お洒落な社交場〞を創出したい」との想いから生まれた特別な一夜だ。 プロローグは、ラグジュアリーカーの座席に身を委ねた瞬間から始まった。盛装に身を包みマクラーレン570GTとアストンマーティンDB11に乗ったゲストは、クリスマスで賑わう大阪の夜を疾走。そんな粋な演出に、これから始まる夜会への期待が高まった。阪のビジネスの中心地、中之島。その地上200メートル、会をエスコートしたのは、ワイン界の第一人者の風格が漂う、日本ソムリエ協会会長の田崎真也氏。『ラ・フェットひらまつ』の料理長・大原正雄氏が饗する一夜限りの一皿一皿にあわせて、田崎氏自らがワインをセレクトした。 料理の芳潤な味わいとワインとのみごとなマリアージュに、すっかり魅了された会員諸氏。ダイナースクラブならではの華やかな雰囲気の中、田崎氏が各テーブルへ気さくにご挨拶。スターソムリエとの会話は、ゲストの顔に大きな笑みをあふれさせ、親密な時間が流れていった。 至高のワイン、素晴らしい皿の数々と洒落た演出が、忙しい日常を忘れさせる特別な夜となったようだ。i 夜大マクラーレン570GT/アストンマーティンDB11右から:会場にはハレの装いに身を包んだ紳士淑女が集った。/供されたのは仏・独・英・チリの銘醸ワイン。/当日のコースより。「牛ヒレ肉のアンクルート ウエリントン風 赤ワインのソース」。/『ラ・フェット ひらまつ』が入る中之島フェスティバルタワーからは、堂島川と摩天楼が競演する幻想的な夜景が。写真・岡 タカシ文・編集部上:日本ソムリエ協会会長の田崎真也氏。右:田崎氏セレクトの6銘柄。レンジローバーで会場へ。Photographs by Takashi OkaText by SignatureEVENT REPORTダイナースクラブと阪急うめだ本店が贈る「聖なる夜会」2016年12月18日開催67Luxury Christmas Night 2016

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