SIGNATURE2017年05月号
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写真・木村慎 文・松尾千鶴子 スイスから常にラグジュアリーなアイテムを発信するアクリス。ここに2010年誕生したのが、台形フォルムが特徴の「アイ(Ai)バッグ」だ。登場以来人気は高まり、今やブランドを代表するアイコン的存在となっている。 「アイバッグ」の基本の形はトートバッグだが、上部コーナーを折りたたみ中央で留めるとブランド名の頭文字Aをモチーフにした形となる。自在に折りたためるレザーは柔らかで、上質なレザーと高度な鞣しの技法がなければ実現しない。そのアイバッグに今季は新たなモデルがいくつか加わった。その筆頭が中央のレーザーカットでレースのようなカットワークを施した「アイスモールショルダー」。NY在住のアーティスト、カルメン・ヘレラの作品からインスパイアされた幾何学柄が爽やかな印象だ。そこに添えた小さな「ナノ アイ」はチャームとして製作。開閉可能なハンドルを、別のバッグのハンドルに付けて使用する。名刺やクレジットカードが入るサイズで、中にはキーリングも。下の2点は「マイクロアイ」。小さなバッグがトレンドの今、このサイズはファンにとっては必然の要望だった。なめアクリス(アクリスジャパン)フリーダイヤル0120-801-922{} Photograph by Shin KimuraText by Chizuko Matsuo48上:既存の人気モデルの「アイ リトルメッセンジャー」H19×W33×D8㎝ 161,000円、以下は今季の新作。中:「アイ スモールショルダー」H25×W40×D10㎝、プリントのバッグ イン バッグ付き230,000円、その上:「ナノ アイ」各H9×W12.5×D3㎝ 44,000円、下:「マイクロ アイ」各H13×W18×D5㎝ 92,000円(すべて税抜)AKRISInformationMay 2017 No.601Information For Enjoying Life Special独特のデザインが魅力の「アイ バッグ」に新作登場

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