む ね じまさと 近鉄観光特急しまかぜが終着駅・賢島へと滑り込む。駅に降り立つと、早速、伊勢志摩のさわやかな陽光が旅人をもてなしてくれる。迎えの車に乗り込み、今宵のホテルへと出発。複雑に入り組んだ入江の長閑な風景を眺めながら約『アマネム』に到着だ。 『アマネム』の誕生は2016年3月。世界31か所の小規模なホテルやリゾートを展開するアマンが運営する。アマンといえば、所在地の風土や文化を取り入れたエクスペリエンスを提供することで知られており、世界各地のアマンを巡る「アマンジャンキー」と呼ばれる熱狂的なファンもいるほどの、ホテル業界の伝説的存在だ。そのアマンが、伊勢神宮の〝海の玄関〞賢島にオープンさせた『アマネム』は、アマンジャンキーの次なる憧れのデスティネーションとなっている。 最大の魅力は、なんといっても天然温泉による癒しのひととき。『アマネム』は、アマンでは初の温泉付きリゾートなのだ。源泉名は「奥志摩温泉合歓の郷潮騒の湯」。ホテルが位置し、ホテル名の由来となった合歓の郷から湧き出る、少し海の塩気を帯びた湯は、疲労回復、冷え性、神経痛や筋肉痛などに効能がある。凝り固まった身体をのどかかしこほぐし、心からリラックスするのには、うってつけだ。 もう一つの楽しみは、伊勢志摩の海の幸や松阪牛などの地元からと、全国から集められる良質な食材を使って供される和の料理。東京の高級ホテルの和食レストランで長年の経験を持つ総料理長のセンスと味は、超一流だ。 アマンの最上級のもてなしに日本の温泉と食が融合した、世界でも日本でも稀有な存在の『アマネム』。その利点を最大限に活かした「ウェルネス・リトリートプログラム」が年2回、施設内の「アマン・スパ」で提供されている。ミニマムステイ2泊3日からのコースは、スパマネージャーによるパーソナルコンサルテーションでゲストに最適なプログラムを調整するというもの。また、期間中は国内外から招待スペシャリストがホテルに滞在し、ゲストが本来の健康を取り戻すサポートをする。 欧米の富裕層やセレブリティには人気の滞在型スパプログラムの体験を、ここ日本でも享受できるようになった。次回の開催は5月中旬。世界レベルのウェルネスプログラムは、究極の自分への投資となるだろう。そしてそれはもう、すぐそこにある。世界が注目する温泉スパリゾート上:ヴィラのベッドルーム。大きく切られた窓からは、潮風や緑の香りがたっぷりと注がれる。晴れた暖かい日には全開して、新鮮な空気を身体中に届けたい。右下:地元で採れる季節の果物がお部屋に届けられる。ビタミンCをたっぷり補給してスパの効果を高めたい。左下:24のスイートと4棟のヴィラ各室に温泉が引かれている。15分もすれば、日本で2軒目のアマン、住所:三重県志摩市浜島町迫子2165電話:0599-52-5000amanemu.comEmail:amanemu.res@aman.com97ウェルネス・リトリート プログラムで心と体をリセットアマン・スパで心身共に健康な生活を送るウェルネス・リトリート プログラムが5月15日(月)から25日(木)までの10日間開催されます。温泉浴やヘルシーキュイジーヌ、招待スペシャリストによる特別プログラムについては『デジタルシグネチャー』で紹介しています。下記URL、もしくはQRコードからアクセスを。ダイナースクラブ会員優待情報もお見逃しなく。デジタルシグネチャーアクセスはこちらから!デジタルシグネチャーへのアクセスはこちらから!ダイナースクラブ 国内クラブホテルズの参加ホテルです。会員優待情報は、ダイナースクラブのホームページでご確認ください。http://www.diners.co.jp/ja/bene■t/detail.html?sid=D3049検索http://www.diners.co.jp/ja/sig/534/
元のページ ../index.html#75