〝泊写真・栗林成城 文・小沢美樹まる〞スタイルにも多様化が見られる昨今。ツーリストにとっては自分の旅の目的や嗜好に合った滞在先を選ぶことができるようになり、うれしい状況だ。 なかでも特に注目が集まっているのが、暮らすように泊まる滞在スタイル。今春開業した『アスコット丸の内東京』は、まさにそうした要望に応えた形で登場した最新のサービスレジデンスだ。2020年のオリンピックイヤーに向けて、現在東京はホテルの開業ラッシュ。なかでも盛り上がりを見せている東京駅界隈に登場した一泊から宿泊できるサービスレジデンスとあって、開業前から海外のみならず日本でも大きな話題となっている。 多くの客室にフル・システムキッチンとランドリーを完備。長期滞在でも体に負担の少ない空間を目指したという室内は、ベッドルーム、ダイニングルームなど、それぞれの機能によってしっかりと区別されている。2ベッドルームの部屋でも各ベッドルームにバスルームが付き、プライバシーに対する配慮は万全で、よりストレスフリーに暮らすことができるのだ。旅行者のニーズに対応すべく部屋のタイプも多様で、畳の部屋を備えた客室もある。 大手町駅直結、東京駅からは徒歩で約10分。ビジネス、観光いずれの場合も利便性は非常に高い。最近の傾向として、ご主人が出張の折に家族もレジャー目的で同行し、一緒に滞在を楽しむという人が増えているという。ここは、そうした向きにもぴったりだ。皇居外苑や銀座にも近いので、朝のマラソンや昼間のショッピングを楽しむのもいいだろう。 ジムやプールなどのフィットネス施設も完備され、コンシェルジュサービスも万全。暮らすように寛いだ滞在をしながら、ラグジュアリーな空間と上質なサービスを享受できる喜び。次の東京訪問は、こちらで過ごしてみてはいかがだろう。InformationAscott Marunouchi TokyoText by Miki Ozawaダイナースクラブ会員特典スタンダードプランより10%割引※予約期間 : 2017年5月16日(火)~7月31日(月) ※特典対象期間 : 2017年5月17日(水)~12月20日(水)※スタンダードプラン詳細は『アスコット丸の内東京』公式サイトでご確認ください。http://ascott-j.com/ascott/marunouchi/※ご予約の際、係にダイナースクラブ会員様である旨をお伝えください。51右:館内のデザインコンセプトは「時の流れ」。天井までの高さ約7メートルという開放的な空間のレセプションフロアには、そのコンセプトに合ったアートが随所に飾られている。左上:ジムにはイタリア製のラグジュアリージム機器テクノジムのマシンが並ぶ。左下:8.5×2.8メートルのプールは、大きく取られた窓から降り注ぐ光が気持ちいい。右:1ベッドルームプレミアには畳の部屋があり、長期滞在の日本人客に好評。中:ベッドはどのタイプの客室でもキングサイズを用意。長期滞在には良質の睡眠が不可欠なのでこれはうれしい。左:一部を除きほぼ全室にフルシステムキッチンと道具や食器が備えられており、自分で料理をすることも可能。外食に飽きたり、テイクアウトの食事を温めたりする時に重宝する。住所:東京都千代田区大手町1-1-1ご予約:フリーダイヤル0120-914-886または電話03-6757-0760(9:00~19:00)Photographs by Shigeki Kuribayashiアスコット丸の内東京東京を“暮らすように旅する”という選択
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