SIGNATURE2017年06月号
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 リュクスなビバリーヒルズに対し、これまたロサンゼルスならではといえる、ナチュラル&モダンでお洒落なレスラトンをチェック。 ウェストハリウッドのラ・ブレアに面する『レパブリック』はブロックとタイルとアイアンワークが印象的な心地いい空間で、1928年にチャーリー・チャップリンによって建てられたタイムレスデザインをより開放的な雰囲気にブラッシュアップしたもの。 オーナーシェフのウォルター・マンツク氏は名店『アラン・デュカス』や『エル・ブリ』での経験を持ち、『ロサンゼルスタイムズ』から「ライジングスター」と称された実力者。シンプルながらも味わい深き料理が楽しめ、パンやペイストリーも評判。朝から夜まで、いつ訪れても満足度が高い。 『マニュエラ』は再開発が進むダウンタウンエリアの中でも注目を集めるアート・ディストリクトに昨年10月オープン。エグゼクティブシェフのウェズ・ウィッツエル氏は地元産の食材にこだわり、生産者とのダイレクトなつながりを大切にする。アートな空間の中で、素材の味を存分に感じる硬派な美食体験も満喫となるわけだ。 世界的なアートギャラリー『ハウザーワース&シュメル』内の中庭に位置するコンプレックススタイルで、観光の折にも好都合。Enjoy■ Delicious LA58確かな技術による和みの味がそろう『レパブリック』。素材が主役の『マニュエラ』。「濃い」ではなく、「強い」味の世界を堪能したい。TIME & SPACEのんびり気ままにスタイリッシュ02

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