込んだ高良シェフの感性が炸裂した夜であった。それは、生産者、料理、そして窯元の職人たちの、プロとしての情熱とひたむきな誠意が繋がった一夜である。 翌朝は、有田のカフェでの特製朝食の後、窯元で器の買い物と『奥川俊右衛門』の見学、そして、人間国宝の皿を使った特製昼食へと続く。 我々は、今回の旅を通じて、「料理は器を生かし、器は料理を生かす」という言葉の真意を目の当たりにしたのである。それは、器と料理が共生して、新たな天体を生み出す奇跡に、立ち会えた瞬間だった。旅行期間:2017年7月29日~7月30日 1泊2日旅行代金:65,000円(大人お一人/2名1室利用/福岡空港集合)1人部屋利用追加代金 2,000円最少催行人員:16名食事:朝1回、昼2回、夜1回利用予定ホテル:ホテルブリスヴィラ波佐見お問い合わせ・お申し込み 株式会社近畿日本ツーリスト九州佐賀支店 担当 川崎時間7月29日(土)時間7月30日(日) フレンチのトップシェフが有田町を訪れ、地元の食材で料理を作り、有田焼の皿に華麗に盛り付ける̶̶まさに一期一会のディナーを楽しむ有田美食の旅の第二弾。参加するのは、東京・京橋『シェ・イノ』の料理長・古賀純二氏だ。佐賀県出身の古賀シェフのこのイベントへの思い入れは熱い。ツアー初日の昼は、それまでの鯉体験が覆るような鯉料理に舌鼓。メインイベントのディナーでは、2016年に「卓越した技能者(現代の名工)」を受賞した古賀シェフの料理と有田焼の“共演”が待っている。 ツアーのナビゲーターは、全国津々浦々を食べ歩き、古賀シェフとの親交も厚いタベアルキスト・マッキー牧元氏。『源右衛門窯』『高麗庵清六窯』の窯元巡りや器のショッピング、日本の棚田百選の棚田を見ながら、地元のお母さんが作ったおにぎりの朝食など、一般的なツアーでは実現しない、オーダーメイドの旅となることだろう。上:無農薬農家の薄田さん、力武さん。下:『真右エ門窯』の社長と熱が入る。ツアー参加者全員で、陶山神社にて記念撮影。59『シェ・イノ』の料理長を務める古賀純二氏。*ご連絡の際は、ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』をご覧の旨、お伝えください。 10:2010:3012:00福岡空港集合福岡空港発有田着(泉山磁石場)→ →昼食(龍泉荘鯉料理)→ →窯元見学①(源右衛門窯)→ →窯元見学②(アリタポーセリンラボ工場)→ →窯元見学③(真右エ門窯)→ディナーパフォーマンス(STUDIO JIKI)17:3021:30ホテルへ※移動はすべてバス ※旅程は変更となる場合があります。詳しい旅行条件を記載した書面をお渡ししますので、事前にご確認ください。旅行企画・実施:株式会社近畿日本ツーリスト九州 観光庁長官登録旅行業第1886号 タベアルキスト・マッキー牧元氏の有田焼や料理の解説を聞けるのもこのツアーの醍醐味。7:308:00出発朝食(棚田で農家さんの手料理を)→ →買物(源右衛門窯)→ →買物(真右エ門窯)→ →買物(高麗庵清六窯)→ →昼食(Café hesita)→ →トンバイ塀・陶山神社・内山散歩(徒歩で見学)→買物(アリタポーセリンラボ)福岡空港へ移動15:30TEL:0952-29-489110:00~17:00(土・日・祝休)『シェ・イノ』古賀純二シェフ、タベアルキスト・マッキー牧元さんと巡る有田美食の旅
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