SIGNATURE2017年08_09月号
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禁断の愛が生む悲劇、心の孤独と幻影、真面目なあるいはユーモラスな愛、アモーレ(愛)についての、3つの物語共演はロヂキン、ロブーヒンほかボリショイ・バレエの名だたるスターたち。彼らの鍛え抜かれた肉体美と演技が、ザハーロワの魅力を倍増させるno.15スヴェトラーナ・ザハーロワ&デニス・ロヂキン「アモーレ」©Batya Annadurdyev(写真中と下)スヴェトラーナ・ザハーロワ&パトリック・ド・バナ「アモーレ」©Roberto RicciSignatureInterview75Svetlana ZAKHAROVA and Vadim REPIN スヴェトラーナ・ザハーロワ|ウクライナ・ルーツィク生まれ。1996年、マリインスキー・バレエに入団し、97年ソリストに昇格。2003年9月にボリショイ・バレエ団に移籍し、現在、同団のプリンシパル。プリマバレリーナとして舞台に立つかたわら後進の育成にも取り組み、2015年からは自らの名を冠した子供たちのための舞踊祭「スヴェトラーナ」をモスクワで行う。ワディム・レーピン|1971年、ロシア・ノヴォシビルスク生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、11歳でヴィエニャフスキ・コンクール、17歳でエリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝。以降、ベルリン・フィル、シカゴ交響楽団ほか、世界有数のオーケストラと共演。2014年から故郷のシベリアで「トランス=シベリア芸術祭」を発起し、芸術監督を務める。人

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