心。ランソンは、メゾンの至宝の「ランソン・ヴィンテージ・コレクション」を、1996年より初代1976年の中から7つのヴィンテージが垂直で楽しめるという、夢のようなラインナップ。いずれも「はじめにワインありき」のディナーで、それぞれのキュヴェの魅力を最大限に生かした料理を、『ビストロブノワ』と『ベージュアラン・デュカス東京』の両シェフが、マルジョン氏の意見を組み込みながら、この夜のためだけに創造する。 「ワインを主役にした料理とワインのマリアージュで大切なのは、ワインの魅力が料理によって自然な状態を失わないようにすること。理想は、ワインが料理と混ざり合うことにより、まず料理の味をより鮮やかに引き立て、さらに余韻としてワイン本来の美味しさが口の中に蘇るイメージです」 アヴァンギャルドなマリアージュにかけて天才的なひらめきを持つソムリエ。2つの美酒を主人公に、ジェラール・マルジョンという吟遊詩人は、どんな美味なる感動の物語を謳い上げてくれるのだろう?テーマとする食事会が『ビストロ ブノワ』と51蔵出しの非常に稀少価値の高いヴィンテージ・コレクションの古酒を7ヴィンテージも垂直で、完璧なマリアージュで味わえるという僥倖を体験できる。ジェラール・マルジョン氏が来日し、シャトー・パヴィとランソンを『ベージュ アラン・デュカス東京』にて開催されます。詳しくは本誌80ページをご覧ください。今から12月が待ち遠しい。シャンパーニュ地方で最も古い名門メゾンのひとつ。アラン・デュカスエンタープライズのハウスシャンパーニュも、このメゾンと共同製作。東京でのイベントでは、グラスやボトルを扱うマルジョン氏の美しい手元にも注目したい。InformationChampagne Lanson
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