SIGNATURE2017年10月号
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カントリークラブ=ゴルフ場、日本ではそんなイメージが根づいているが、「カントリークラブ」の名のとおり、本来は単にゴルフ場を指すものではなく、郊外の豊かな自然の中で乗馬やポロ、テニスなどのスポーツを楽しみ、メンバー同士の社交も育む会員制クラブのことである。 日本のゴルフシーンに新風を吹き込むプライベートクラブ『東京クラシッククラブ』もまた、真のカントリークラブを目指す。モダンな佇まいの中、家族や友人とクラブライフを共有する、先進にして根源的な理念によって2016年の開場当初から多くの賛同者が集い、ルールづくりから運営に至るまで会員を主体とした自治の気風が宿る。クラブライフの楽しみ方も自在で、家族同士でのバーベキュー、レストランのバーではメンバーによる即興の弾き語りなど、様々な交流の場として機能し、クラブの「文化」が培われていく。 馬主クラブを有するのも同クラブならではの醍醐味だ。人間と動物と自然が共生する「アニマル・ウェルフェア」の概念のもと、厩舎、放牧地、そして日本初のゴルフ場内外に乗り入れ可能なホーストレッキングと、恵まれた環境の中で馬と触れ合うことに。さらに近隣農家との提携によるクラインガルテン(貸し農園)のプログラムも用意され、子供や初心者でも気軽に本格的な農業体験を楽しむことができる。 ゴルフコースも世界基準で、ジャック・ニクラス設計のパー72、18ホールは全長7220ヤード、点)を設定した壮大なスケールを誇る。「手強く、フェアで、美しい」ニクラスならではのチャンピオンコースにて、ゴルフの真髄を堪能となる。 ダイナースクラブは、そんな真に豊かなクラブライフを具現する『東京クラシッククラブ』の姿勢に共感し、パートナーシップを締結。メンバーは募集ごとにすぐに埋まる人気で(現在350名)、最終募集の50名も残りはわずかである(2017年8月31日現在)。TOKYO CLASSIC CLUB70「ゴルフコースは美しくなければならない」。名設計家としても知られるジャック・ニクラスの確固たる流儀は、ホーストレッキングにおいても最高の舞台となる。Information 東京クラシッククラブ 住所:千葉市若葉区和泉町365 電話:043-309-6661 http://tokyo-classic.jpフラットに広がる豊かな緑のパノラマに、美しくも悩ましいウォーターハザード。ニクラスデザインのエッセンスがコース全体を覆う。『東京クラシッククラブ』のメンバーシップは、クラブライフを支えるべく「株主」の形態をとっており、発足から僅かな期間ながら、独自のステータスを確立している。IP280ヤード(ティーショットの基準落下地文・根本 淳Text by Jun NEMOTO世界基準の本格的なクラブライフを実現東京クラシッククラブ

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