SIGNATURE2017年11月号
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二代目松本白鸚きた高麗屋が、歌舞伎の歴史に新たなページを刻む。直系の親・子・孫三代の同時襲名は、1981年に高麗屋が行って以来、襲名は、まさに〝神ってる〞出来事だ。来る2018年初春、新たな白鸚、幸四郎、染五郎が誕生し、三者三様でひとつの舞台に立つ。慣れ親しんだ幸四郎の名前に別れを告げ、白鸚という新たな名跡を継ぐ名俳優の胸に去来するものは何か?その思いを伺った。九代目松本幸四郎改め人Matsumoto Hakuo Ⅱ歌舞伎俳優生きた襲名、生きた伝承の姿をno.写真・野村佐紀子 文・山下シオンSignatureInterview13Photographs by Sakiko NOMURAText by Shion YAMASHITA7737年ぶりのこと。二代続けての三代同時

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