SIGNATURE2017年12月号
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第2章のせて、かけて、混ぜて食べる麺は ごはん。山西省は麺食の故郷といわれる。現地の本によれば、その種類は280超。麺の上におかずをのせれば「一面百吃」、ひとつの麺で100の味。麺に黒酢を回しかければ、たちまち山西風味が出来上がる。太原市内の老舗の麺店では、15元の麺1杯に2種類のタレがついてくる。定番はトマト卵炒めと、豚肉と香味野菜を炒めた小炒肉(シャオチャオロウ)。さらに黒酢をかければ、気分は山西人だ。36

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