SIGNATURE2018年05月号
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ガンズ』と、70年代からマンハッタンのトレンドを生み出してきたホテル王イアン・シュレーガー氏。2017年6月、彼が新たにローワーイーストサイドにオープンしたのが『パブリック・ホテル』だ。そして、彼とタッグを組んだのが、これもまたニューヨークの食文化を華麗に改革してきたセレブリティシェフ、ジャン・ジョルジュ氏。その二人が仕掛けたのがレストラン『パブリック・キッチン』である。 ニューヨークだけで十数軒、傘下のレストランを経営するジョルジュ氏が生み出すのは、究極のコンフォートフード。野菜や肉などオーガニックにこだわった素材をシンプルにグリル、あるいはロースト。ミシュランの星を獲得するシェフだけに、そこにスパイス、ハーブなどを巧みに活かしたソースが加わる。店内に置かれた窯からは、焼きたてのピッツァの香りが鼻腔をくすぐる。スタッフもきびきびと動きながらフレンドリー。毎日でも通いたい愛すべき店だ。『スタブかジらオ54デ』ザとイいンっホたテナルイのト『クモーラ35右:夜のメニューの一つ、ラムチョップのグリル(45ドル)。軽くスモークしたチリが加わり、かなりスパイシー。左上:大人気のブラックトリュフと卵を載せた3種類チーズのピッツァ(24ドル)。右下:エグゼクティブシェフのトーマス・マッケンナ氏。左下:クランベリーコンポートにピスタチオのデザート(11ドル)。Public Kitchen215 Chrystie St., New YorkTel:212-273-9403https://www.jean-georges.com/restaurants/united-states/new-york/public-kitchenInformationPublic KitchenNYのトレンドセッター二人が仕掛ける

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