瀬戸内寂聴人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうかno.15SignatureInterview83Jakucho SETOUCHIせとうち じゃくちょう｜1922年、 徳島市生まれ。 東京女子大学卒。 56年『痛い靴』で文壇デビュー。 63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞、 作家としての地位を確立。 以後数多くの恋愛小説、 伝記小説を書き人気作家となる。 73年に平泉中尊寺で得度、 法名・寂聴 (俗名・晴美)。 98年『源氏物語』全10巻の現代語訳を完訳。 2006年、 文化勲章を受章。 主な著作に『夏の終り』『美は乱調にあり』『花に問え』（谷崎潤一郎賞）、『白道』『場所』（野間文芸賞）、『釈迦』『風景』（泉鏡花文学賞）、『秘花』『奇縁まんだら』『死に支度』『いのち』など多数。 最新刊に『花のいのち』（講談社）。 京都・嵯峨野の『曼陀羅山 寂庵』に居し、 写経や法話の会を定期的に催している。人
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