SIGNATURE 2018年 6月号
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What’s new ? ことわりお問い合わせ釜浅商店電話03-3841-9357「良い道具には、 良い理がある。 料理には“良理”が欠かせない」 と4代目店主・熊澤大介氏は語る。 「釜浅のステーキナイフ」 はシンプルなフォルム。 ギフトパッケージに収められたナイフを包む薄紙には、 美濃和紙が使われている。 1本13,500円(税込)25なべ 多種多様な調理器具や食器類などの店が軒を連ね、 飲食業務に携わるプロフェッショナルから一般の方々まで、 幅広い目利き客が足を運ぶ東京・台東区の「かっぱ橋道具街」。 この地で1908年(明治41年)に創業した『釜浅商店』は、 和洋の包丁をはじめ、 鉄のフライパン、 手打ちの行平鍋など、 匠の技に裏打ちされた確かな品質の料理道具を取りそろえている。 数ある品の中からピックアップしたのは「釜浅のステーキナイフ」。 日本有数の包丁産地、 岐阜県関市に本拠を構え、 欧米の名シェフからも、 その「優れた実用性と美しさの両立」を高く評価されているナイフ工房『ヒロナイブス』と共同開発したオリジナル商品。 強度を保ちながらも極めて薄い刃に仕上げるため、 高級ステンレス鋼材「Ⅴ金10号」を使用し、 熟練の職人の刃付けによって鋭く鮮やかな切れ味を実現させた。 ステーキに刃を当て、 前後に軽く動かす程度の力で滑らかに切れ、 断面から流れ出る肉汁も最小限に抑えるため、 本来の旨みを損なわない。 刃物は「良い人生を切り開く」というメッセージを持つ。 このナイフは門出に向けた贈り物にもふさわしい。写真・大志摩 徹 文・品川雅彦ゆきひらPhotograph by Toru OSHIMAText by Masahiko SHINAGAWAおいしい料理にはよい道具が寄り添うGourmetKAMA-ASA

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