SIGNATURE 2018 11月号
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世界第4位の観光都市として賑わうドバイ。世界一の高層ビル「バージュ・カリファ」(828メートル)が聳え、ビーチには人工衛星から確認できる唯一の人工島群「パーム・アイランド」。だが、これら度肝を抜かれるような近未来的な施設・建築物も、もうすでに過去のものになりつつある。現在、この街では、家やオフィスが3Dプリンターで造られ、街頭では、数か国語はペラペラの顔認識機能搭載のロボット警察「ロボコップ」第1号が働いている(2030年までには警察全体の4分の1にまで増員される)。ロボットドクター第1号もすでに病院で勤務中。頭上には、ドローンを活用した空飛ぶ無人タクシー(4年後に商業化)。また、7年後には時速1200キロの第一章新旧共存の都市へ未来、それとも、蜃気楼?33左:祈りへの呼びかけ「アザーン」が響く、アル・ファヒディ歴史地区の夜。右:『ドバイモール』の室内ウォーターフォールは、4階分の高さから落ちてくる大迫力。  

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