SIGNATURE 2018 12月号
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- 発※なので、都内でギリギリまで ただいま春爛漫の西オーストラリアへは、同国のフラッグシップキャリア、カンタス航空が便利だ。旅の拠点となる州都・パースへは、羽田空港からシドニー経由、または成田空港からブリスベン、メルボルン経由が毎日運航。大阪(関空)からシドニー経由は週3便運航(12月9日からは週4便)。全フライトで夜出発なので、時差の少ないオーストラリアへは翌朝の到着となり、時間のロスなく動き出せるのもうれしいポイント。成田発の場合、フライトは19時50分予定をこなすことができた。 機体は広々としたボディが特長のA330スパークリングワインで喉を潤した後は、モダンオーストラリア料理シェフの第一人者であるニール・ペリー監修の機内食でコースディナーを満喫し、あとは充実した機内エンターテインメントを楽しみながらうつらうつら……シートにセットされた専用マットと羽毛布団のおかげで朝までぐっすり眠り、翌朝の到着では心地よいホテルに滞在したかのようにすっきりとした心持ちで空港を後にすることができた。時間を無駄にすることのないナイトフライトは忙しく活躍する現代人に必要なツールのひとつであると実感した。300。冷えた豪州産41上:すべての座席が通路に面しており、開放感のあるビジネスクラスエリア。下左:コットン100%で心地よくリラックスできるパジャマ。下右:オーストラリアの新鋭アーティストがデザインを担当するアメニティポーチはアイマスクもセットで、オージーらしいカラフルなデザインがうれしい。(※デザインは搭乗時期により変更)QANTASお問い合わせカンタス航空qantas.com※2018年11月10日現在の運航スケジュール。プロダクトデザイナーであるデビッド カオン氏が手掛けた機能的な器で供されるコースディナーの一例(ビジネスクラス)。ほかにワンプレートのエクスプレスミールも用意されている。※機内画像は、成田および関西空港発着便の使用機材(A330型機)カンタス航空で行く、南半球の春を探す旅

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