人Boris Eifmanボリス・エイフマン振付家・芸術監督最後の来日から二十余年を経て、2019年、エイフマン・バレエ団が待望の再来日を果たす。ベジャールやプティ、ノイマイヤーと並び、ロシア・サンクトペテルブルクで自身の名を冠したバレエ団を率いるボリス・エイフマン。21世紀の天才振付家の一人として活躍する彼の作品は、長身の美男美女が繰り出すアクロバティックで疾走感あふれる動きとともに深い人間心理が描かれ、観る者を唸らせる。来日演目は最高傑作とされる《ロダン》と《アンナ・カレーニナ》だ。エイフマン氏に作品について、そして再来日への思いを聞いた。身体表現の限りを尽くした、センセーショナルな美の創造no.文・西原朋未 写真提供:ボリス・エイフマン・バレエ劇場13Text by Tomomi NISHIHARAPhotographs Courtesy of Eifman Ballet St. PetersburgSignatureInterview88
元のページ ../index.html#9