SIGNATURE 2019 4月号
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Signature19公演期間:2019年7月11日(木)~     8月4日(日)全30回生演奏・英語上演 (日本語字幕付き)チケット取扱日時:7月13日(土)、15日(月・祝)、28日(日)12:00開演 14日(日)、20日(土)17:00開演 18日(木)17:45開演 19日(金)、25日(木)、29日(月)13:00開演8月1日(木)13:00開演 3日(土)12:00開演会場:東急シアターオーブ (東京・渋谷)【ダイナースクラブ会員特別優待】●SS席19,000円(税込)良席保証(1階16列以内)●S席特別料金(税込)14,000円(定価15,000円)お申し込み ダイナースクラブ チケットサービスWEB予約 https://dnticket.jp/フリーダイヤル 0120-243-543 (月~金10:00~18:00 土・日・祝日休)※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。※出演者変更にともなうチケットの払い戻し、 公演日・席種の変更はお受けできません。 ※未就学児童のご入場不可※お手元にダイナースクラブカードをご用意のうえ、お電話ください。※お申し込みに際しては87ページの詳細をご確認ください。リンカーン・センターシアタープロダクションミュージカル『王様と私』トニー賞ミュージカル4部門受賞トニー賞受賞のケリー・オハラ、トニー賞ノミネートの渡辺謙が競演出演:ケリー・オハラ(アンナ役)、   渡辺謙(王様役)、イギリスカンパニーミュージカル「王様と私」ロンドン公演より。 Photos by Matthew Murphy The London Palladium Production文・大原 薫(演劇ライター) 日本が世界に誇る渡辺謙とブロードウェイ随一の歌姫ケリー・オハラがダブル主演する『王様と私』。「世界のエンターテインメントの中心地」ニューヨーク・ブロードウェイと「演劇の聖地」ロンドン・ウエストエンドを完全制覇した傑作ミュージカルだ。今夏、本場のクオリティそのままの日本公演が実現する。 『王様と私』はオスカー・ハマースタインⅡの脚本・作詞、リチャード・ロジャースの作曲の名コンビにより1951年初演。俊英バートレット・シャーの新演出で2015年ニューヨーク・リンカーンセンターで幕を開けた。アメリカ演劇界最高の権威であるトニー賞4部門を受賞。ミュージカル主演女優賞を受賞したオハラが「謙、あなたは私の王様よ」と感謝したスピーチが世界で注目された。 物語はシャム(現在のタイ)の王宮に赴任した家庭教師のアンナ(オハラ)が王様(渡辺)と出会い、文化や習慣の違いに葛藤しながらも、やがてお互いに理解し合う姿を描く。 筆者は渡辺に次ぐ二代目王様役のホセ・ラナ主演版をブロードウェイで、次いで渡辺主演版をウエストエンドで観劇した。今も記憶に鮮明に残るのは、渡辺扮する王様の圧倒的なオーラ! 舞台に登場した途端、客席からは拍手が湧き起こる。目の肥えたロンドンの観客が「この人こそ王様」と納得させられた瞬間だった。西欧列強の進出を前に、いかに自国の誇りを守るか苦悩する王の姿に威厳があふれるが、一方でクイーンズイングリッシュを巧みに操り、アンナとの丁々発止のやりとりは実にユーモラス。しばしば爆笑の渦に包まれた。 そして、ケリー・オハラがあたたかみのある天性の歌声と存在感ある演技でアンナを体現。王様がアンナと西欧風ダンスにチャレンジする「Shall We Dance?」では王様のセクシーな魅力がほとばしり、ステージ狭しと繰り広げられるダイナミックなダンスに客席は沸いた。 日本人の渡辺とアメリカ人のオハラが真正面からぶつかり合うからこそリアルなドラマが立ち上がり「違いを乗り越え、いかに理解し合うか」という現代的なメッセージが浮き彫りになる。終幕は深い感動が客席を包んだ。 心躍る名曲の数々、胸打つドラマ。世界を揺るがした奇跡のステージがついに日本で上演される。この感動をぜひとも劇場で体感してほしい。olumnText by Kaoru OHARATicket Information3『王様と私』日本凱旋! 渡辺謙×ケリー・オハラ、「一生に一度」の夢の競演Entertainment

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