カーライフは人生の一部。自分らしいプレミアム感を味わうために、クラフツマンシップに何ができるだろうか?個性とこだわりを形にする「誂え」の体験に、その答えが見える。ワンオフモデルの誂え 『Kwakoto 「桜咲き」のシートは、春爛漫の幸福感を感じさせ、handmade productsiたi』の目指す伝統工芸とクルマのコラボレーションは、単なる商品の形や姿のスタイルのデザインではなく、ユーザーの体験までをとらえたものづくり。それは、カスタマイズされたクラフトカーに乗った時に、体感できる。銀箔を散らせた黒革のシートは、心を昂ぶらせる。ドアミラーに描かれた蒔絵の桜はあたかも、疾走するクルマの傍で花びらを振りまいているような華やぎが楽しい。清水焼の色鮮やかな香りの器には、香を美しい香炉で炷いた古の人のように、視覚と嗅覚を通してリフレッシュと癒しを感じることができる。 近世以降、日本の美術は、室内調度や着物というプライベートなものを「飾る」ことで発達してきた。クルマという私的空間を自分好みの工芸の技で彩る「Craft-car Service回帰ともいえるものだ。 これら、クルマへのオーダーメード提案のサンプル、「にオープンする直営店で目にすることができる。「匠の技をクルマに、そして現代のライフスタイルに届けたい」。そんな『Kwakoto取ってほしい。」は、その伝統への」のアイテムは、4月』の思いを感じ54川島織物セルコン制作のファブリック「桜咲き」をシートにあしらった、華やいだデザインのBMW740e。ドアミラーに施された蒔絵と螺鈿は、風を受けて桜の枝がなびくような雅やかな意匠。水墨画家・吉田翔が墨と胡粉で描くモノトーンのイメージを、友禅による革への染色でラグジュアリーに再現したBMW X3。ドリンクホルダーに収まる「香りの器」(車用)で優雅に香りを楽しむ。Craft-car Service装の贅
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