歌舞伎特集秀山祭、守り伝える古典の魂しゅうざんしょうつき写真・鍋島徳恭 文・小玉祥子 大正・昭和の大看板として、六代目尾上菊五郎とともに「菊吉時代」を築いた歌舞伎俳優、初代中村吉右衛門。その初代吉右衛門の俳名「秀山」を冠した「秀山祭」は、初代の功績を偲び、毎年、祥月である９月に行われる。先代の歌舞伎に対する思いと役者の魂を受け継いだ、当代吉右衛門をはじめとする実力派と、若い俳優たちが古典歌舞伎を受け継いでいく。歌舞伎ファンならずとも必見の公演である。Photographs byText byCarrying Tradition Forward《菅原伝授手習鑑 寺子屋》松王丸の拵えをする当代 吉右衛門29Naruyasu NABESHIMAShoko KODAMASpecial FeatureShuzan-sai:“Nouveau Kabuki”
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