SIGNATURE 2019 10月号
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25お問い合わせピアジェ コンタクトセンター フリーダイヤル0120-73-1874 あまたどうもく今年のジュネーブサロンで発表されたアルティプラノ最新モデル2点。左:ケース径40㎜、ケース厚6.36㎜、自社製極薄自動巻きムーブメント、パワーリザーブ約44時間、ダイヤモンド約1.00ct、4,050,000円。右:ケース径34㎜、ケース厚6.5㎜、自社製極薄手巻きムーブメント、パワーリザーブ約43時間、ダイヤモンド約0.52ct、2,850,000円。共に18KPGケース、各限定300本、税抜。 南米・アルティプラノ高原の広大で深い自然美と、この地のインカの神話、文化・文明にインスパイアされ、1957年、ピアジェの極薄時計「アルティプラノ」が誕生した。わずか2ミリ厚の機械式ムーブメントを搭載、スリムで洗練された面持ちのモデルは澄明な高地の空気のように爽やかで、優れた機能と相まって大評判となった。自社一貫生産のピアジェは秀抜な技術をもって数多の高級モデルを製作してきたが、その一方で六十余年、極薄時計にこだわり、世界にその伝説的な軌跡を残してきた。  その極薄時計の進化は、2014年にはケースの裏に部品を直接組み込む工夫で、ケース厚3.65ミリのモデルを完成させるなど、瞠目の躍進を続けている。  写真は最新のアルティプラノ。左はメンズのブルーのメテオライト(隕石)の文字盤を72個のダイヤモンドが星のように囲む。レディスはまるで高原の朝の光のようにやわらかな雰囲気だ。文字盤は厳選されたピンク マザー・オブ・パール。合計約0.52カラットのダイヤモンドの花が咲く。ジュエリーと高級時計のみごとなマリアージュ。神秘的な輝きが、佳き人生の行く手を照らしてくれるようだ。写真・大志摩 徹 文・大川邦之Photograph by Toru OSHIMAText by Kuniyuki OKAWAWhat’s new ? 極薄時計、至高の追求 ドレスウォッチの愉悦Watch & JewelryPIAGET

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