特集創建以来４度の焼失を経て寛永21年（1644年）に再建された五重塔（国宝）のシルエット。写真・水野秀比古右ページ：東寺・講堂の《大日如来坐像》（重要文化財、木造漆箔、室町時代）。写真提供・東寺／便利堂Tadayuki MINAMOTO, Hidehiko MIZUNOSpecial FeatureMikako SAWADAPhotographs byText byTo-ji Temple and the Sculpture Mandala平安遷都とともに建立された『東寺』は、弘法大師空海に下賜された日本で最初の密教寺院で、真言密教の根本道場として栄えた。古都・京都にあって、平安京の面影を残す唯一の遺構である。弘法大師を開祖とし、創建から１２００年もの歳月を経た今も、人々の篤い信仰を受け止め続けている「お大師様の寺」は、この秋、『五重塔』の壮麗なライトアップとともに、鮮やかな錦の装いで彩られる。写真・ 忠之、水野秀比古 文・沢田眉香子KYOTO,京都、東寺 マンダラ ワールド
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