Automobile

カーライフ・エッセイスト、吉田由美 女性目線の
“プレミアム”なクルマ選び

“Premium” Car
for
“Sophisticated” Lady
Vol. 1
RANGE ROVER EVOQUE

写真・niwa. 構成・柏木光大郎

Photographs by niwa. 
Compiled by Kotaro Kashiwagi

クルマ選びは、もはや男性だけのものじゃない! 男性諸氏が、助手席に乗ってもらう女性をイメージしてクルマを選んだのは過去の話。いまや、女性たちが自分のためにクルマを選ぶ時代なのだ。

身にまとうジュエリーや洋服を選ぶように、クルマを選ぶ。できるのであれば香水のように気分によって、乗り換えたっていい。

カーライフ・エッセイスト吉田由美さんがナビゲートする女性による、女性のためのクルマ選び。

「ほめられてうれしいクルマ」を選ぶ

 人にほめられてうれしい洋服やアクセサリーがあるように、ほめられてうれしいクルマもあります。「そのクルマ、素敵ね」「すごく似合ってるよ」と言われれば元気も出るし、自信にもつながります。クルマも自分のセンスをうまくアピールするための道具。女性にもどんどん楽しく使いこなしてほしいなと思います。

 もちろん、「使いこなす」イコール「上級テクニックで乗りこなす」ではないのでご安心を。今どきのクルマは誰が乗っても快適に、ラクに運転できますから心配はご無用です。それより私たち女性は男性にはない、敏感な「モノを見る目」を持っているのですから、クルマ選びにそれを活かさないなんてもったいないこと。自分を上手に演出してくれるもの、という見方でセレクトしてあげれば、選ばれたクルマもきっと喜びますよ。

現代的でスマートな英国紳士

 女性のセンスを際立たせてくれるクルマということで私が第一に思い浮かべるのは、「レンジローバー イヴォーク」。今、注目されているSUVというカテゴリーの中でも人気の高い「コンパクトSUV」を代表する一台です。

 SUVというのはもともと悪路を走るために作られた、アウトドア用の実用車。普通のクルマよりちょっと背が高くてボリュームがあるのは、厳しい条件の中でも安全に走りきるためです。でもこの「レンジローバー イヴォーク」には、SUVにありがちな男臭さや汗臭さが感じられません。力強いのにゴツくないんです。
 なぜでしょう。

「レンジローバー イヴォーク」は、じつは英国王室御用達の本格SUV「レンジローバー」の弟分なんです。そもそも「レンジローバー」は英国貴族が狩猟のために使うようなクルマ。SUVの頂点にあるのに、クラシカルでとても洗練されています。私は「レンジローバー」の運転席に座ると、いつも高級宝石店にいるような気分になります。クルマ全体が貴族的な「薫り」を発散しているんですね。

 その「レンジローバー」を現代的にアレンジして、より扱いやすくコンパクトにしたのが「レンジローバー イヴォーク」です。つまりこのクルマは、血統がよくて女性にやさしい英国紳士なんですね。

 顔も、横から見たときの窓のラインも、とてもシャープで都会的。サイズはボリュームこそありますが、決して大きすぎず、都会での取り回しにもさほど苦労はありません。女性が横に立ったときのバランスがとてもよく、男性よりも似合うと私は思います。

 そのわりに室内が広いのもよいところ。リアに向かって窓の上下の高さがシェイプしたデザインは一見狭そうですが、乗ってみると天井も高く、十分なゆとりがあります。こういうところがいかにも英国車だなあと私は思います。美しさのためには実用性を犠牲にすることもためらわないイタリア車も別の意味で魅力的ですが、見た目がスマートなのに懐の広さもしっかり保っている「レンジローバー イヴォーク」は、まさに英国紳士。そのマナーのよさは、女性の目にとても魅力的に映ります。

都会の近くの海が似合う

 「レンジローバー イヴォーク」は、いわば高級ブランドのカジュアルライン。人の目を引く高級感を備えていながら、普段の足としても気兼ねなく使えます。

 「えっ、SUVを普段の足に?」と思うかもしれませんが、実はSUVに乗ったときの目線の高さは開放感が味わえるし、まわりの状況がよく見えて疲れにくく、とても女性に向いているんです。生活感を出さずに荷物をたくさん載せられるのも高ポイント。今やSUVは「シティコミューター」「アーバンビークル」として、他のカテゴリーのクルマよりも女性にうってつけの存在なんです。

は「レンジローバー イヴォーク」で海の近くを走るのが大好き。首都圏なら東京湾アクアラインの長い橋の上や湘南の海辺など、都会生活のすぐ近くにある海に、このクルマはとてもよく似合います。悠々と走っているだけでも十分な疾走感があるから、乗っていてすごく楽しいですよ。慌てず騒がず、貴族的にドライブするのが似合うクルマです。

 色は好みですが、写真の車体の赤が私はとても好き。人は「頑張りたい」と思ったときに赤いクルマを購入するという話があります。女性が自分の意志で、向上心を持ってクルマを選ぶとき、こういう強くてかわいい色は有力な候補になるかもしれません。
 最後に、「レンジローバー イヴォーク」には3ドアのクーペと5ドアの2タイプがありますが、女性にはドアが軽くて短い5ドアをおすすめします。坂道や風の強い日でも、ドアに「もっていかれてしまう」心配が減りますから。

 いかがでしたか。この連載では「レンジローバー イヴォーク」のように、女性に似合うプレミアム感のあるクルマを、いろいろな観点からご紹介していきます。お楽しみに。

よしだ ゆみ|カーライフ・エッセイスト。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事、日本ボートオブザイヤー選考委員。短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。3つのブログを展開し、中でも「なんちゃってセレブなカーライフ」は、ピーク時で1日約20万アクセスを誇る。

RANGE ROVER EVOQUE Dynamic レンジローバー イヴォーク ダイナミック

上昇するベルトライン、マスキュラーなショルダー、そして傾斜するテーパールーフなど、一目で「イヴォーク」とわかる特徴的なデザインを持つ。パワートレインは2.0リッター直列4気筒ターボチャージドエンジン。軽量オールアルミニウム・テクノロジーや先進の9速オートマチック・トランスミッションとの相乗効果で、燃料効率の大幅な向上とCO2排出量の削減を実現。駆動方式はフルタイム4WD。

5ドアバージョンでは、Pure, Prestige, Dynamic, Autobiographyの4つのグレードが用意され、豊富なオプションで自由なパーソナライズが可能。撮影車両はDynamic。外装色はフィレンツェ・レッド(メタリック)、シートカラーはピメント/エボニー。車両本体価格6,050,000円(税込、リサイクル料金など含まず)

お問い合わせ

ジャガー・ランドローバー・ジャパン

ランドローバーコール
0120-18-5568
(土・日曜、祝日を除く9:00~18:00)

http://evoque.landrover.com/jp

2015.01.13

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