SPECIAL EVENT

ダイナースクラブ落語

料亭のお座敷で、
生の落語を
聴く贅沢

「料亭のお座敷で落語を楽しむ」という贅沢で粋な遊び——この稀有なプランが、築地の老舗料亭『新喜楽』で実現する。
お座敷に設えられた一日限りの高座に上がる幸運な噺家は、落語界をリードする実力派のひとり、柳家花緑師匠。

演目は「中村仲蔵」。一代で大看板となり、名人と称された江戸中期の歌舞伎役者・中村仲蔵その人の波乱万丈の立身出世物語である。

持って生まれた「華」と、役者で培った「演技」が光る落語界のサラブレッド、花緑師匠の人情噺に、
その息遣いが感じられるほど間近に接し、笑い涙する。こんな幸せな時間を、見逃す手はない。

ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』2017年5月号54~59ページに、花緑師匠と山本益博さんの対談、イベントで口演する演目やあらすじの紹介、花緑師匠からのメッセージなどが収録されています。併せてご覧ください。

写真・石塚定人 文・小泉庸子 
Photographs by Sadato ISHIZUKA Text by Yoko KOIZUMI

高座の柳家花緑師匠

高座の柳家花緑師匠

高座の柳家花緑師匠

「料亭のお座敷とは、音曲や踊りをはじめ、幇間(ほうかん=たいこもち)などの多彩な芸能が育まれてきた場所。落語も例外ではなく、実業家や政治家が贔屓の落語家を自分のお座敷に呼ぶことも多々ありました」と山本益博さん。

 とくに東京の料亭は日本の芸どころとしての役割を果たしてきたと続ける。とはいえ、近年になりお座敷で落語を聞くチャンスは激減。そこで今回企画されたのが「料亭で落語を楽しもう」という贅沢な遊びである。

 そんなお座敷に演目『中村仲蔵』を引っさげて登場するのは柳家花緑師匠だ。

 「32名のお客様に、生の声で落語を披露するチャンスはそうありません。息遣い、目の配り、仕草のひとつひとつを堪能いただきたい……そう思う一方で、お客様との距離が近いですから特別な気持ちで演じることになりそうです」と笑顔を見せる。

柳家花緑師匠

やなぎや かろく|1971年、東京生まれ。出囃子は「お兼ねざらし」。87年、中学卒業後、祖父・五代目柳家小さんに入門。前座名九太郎。
89年、二ツ目に昇進し小緑と改名。94年、戦後最年少の22歳で真打昇進。花緑と改名。2003年に落語界の活性化を目的として結成された「六人の会」のメンバー。スピード感あふれる歯切れのよい語り口が人気で、古典はもとより、新作落語にも意欲的に取り組む。近年では洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」で全国を飛び回るなど、落語の新しい未来を切り拓く旗手として注目の存在。
www.me-her.co.jp/profile/karoku/

 山本さんはそんな師匠の魅力を「現代語感」と説明する。

「江戸の景色を語っているにもかかわらず、『いまの人と変わらない』と思わせる力があります。古典を古く語らないので、噺(はなし)に入っていきやすいんですね。中村仲蔵とは江戸中期に実在した歌舞伎役者で、落語『中村仲蔵』は、いまに続く仮名手本忠臣蔵の拵(こしらえ)を創出していくストーリー。花緑師匠が語る江戸の景色が、どんな現代語感で彩られていくのか、いまから楽しみです」

山本益博さん

やまもと ますひろ|1948年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。『鮨 すきやばし次郎』『美食の世界地図』など料理関係の著書が数多く、料理評論のパイオニアとして知られるが、落語研究についても人後に落ちない。大学時代に八代目桂文楽(黒門町)の落語に出会い追っかけに転じ、卒業論文のテーマも桂文楽。その出来のよさは後に『桂文楽の世界』として単行本化されたほど。大学卒業後は、小沢昭一が主宰した『季刊藝能東西』の発行元「新しい芸能研究室」で落語の評論を行うなど、筋金入りの落語ファンにして落語評論家の横顔をもつ。

山本益博さん&柳家花緑師匠

 さて、花緑師匠へ意気込みを尋ねると、「意気込むと硬くなるので、意気込まない」と笑わせた後で、「今回、この噺を『いまの花緑』の想いを詰め込んだ一席に仕上げています」と続ける。こう言われては、期待しないほうが野暮というもの。

お座敷で落語を聞き、お料理に舌鼓——得難い時間と空間が用意されている。

ようこそ、お座敷落語へ

中村仲蔵『仮名手本忠臣蔵』斧定九郎

江戸中期の歌舞伎役者、初代仲蔵(1736~90年)は、門閥外から一代で大名跡となった立志伝中の人物。『仮名手本忠臣蔵』五段目「山崎街道」の山賊然とした人物設定だった斧定九郎役を、黒羽二重の着付け、月代の伸びた頭に白塗りで破れ傘を持つという、二枚目ふうの拵(こしら)えを創り、大評判をとった。以降、定九郎はこの「仲蔵型」の拵えが一般的になる。

落語で口演される人情噺「中村仲蔵」は、三代目中村仲蔵(1809~86年、江戸後期の歌舞伎役者)の自伝的随筆『手前味噌』の中の、初代仲蔵の苦労を描いたエピソードをもとにした講談から落語に翻案されたものとされる。

「東扇 初代中村仲蔵」勝川春章画 
安永5年(1776年)頃

「東扇 初代中村仲蔵」勝川春章画

Diners Club Event Information

ダイナースクラブ落語~料亭のお座敷で、生の落語を聴く贅沢

直木賞、芥川賞の選考会場としても有名な築地の老舗料亭『新喜楽』のお座敷で、
柳家花緑師匠、そしてナビゲーターに山本益博氏をお招きし、ダイナースクラブ会員だけの落語会を開催します。

当日は、まずは山本氏と花緑師匠の四方山話をお楽しみいただき、場が温まったところで、花緑師匠の落語。
師匠の息づかい、表情や仕草を、まさに間近で体感いただきます。

その後は、『新喜楽』の特別コース料理をごゆっくりとご堪能いただきます。
「料亭のお座敷で落語を楽しむ」という贅沢で粋な遊び。ぜひこの機会にご体験ください。

■日時 2017年6月10日(土)11:30~
(受付開始11:00)
■予定演目  中村仲蔵
■会場 『新喜楽』 東京都中央区築地4-6-7
■募集人数 先着32名様
■参加費 お一人様 35,000円(特別コース料理、落語鑑賞、柳屋花緑師匠・山本益博氏のお話、サービス料込/税・飲み物代別)

*飲み物代のみ当日ダイナースクラブカードでご精算ください。

■プレミアムカード会員様の特典

参加費をダイナースクラブ リワードポイント75,600ポイントでご精算いただけます。
ご希望の会員様は、ご予約の際ポイント精算ご希望の旨お申し出ください。

  • *お申し込みの際にお伺いしたクレジットカード番号からポイントを減算します。ポイント不足が判明した場合、参加費はカードから引き落としします。
  • *ダイナースクラブ リワードポイントが貯まるカードをお持ちの本会員様のみご利用いただけます(家族カード不可)。
  • *お申込み後のキャンセルはできません(ポイントはお戻しできません)。
  • *定員に達し次第、お申し込みを締め切ります(満席の場合はキャンセル待ちを承ります)。
  • *落語鑑賞のお席は当日抽選のうえ決めさせていただきます。
  • *お申し込み後のキャンセルには所定のキャンセル料がかかります。
  • *お席はご相席となります。*お一人様からご参加いただけます。
  • *天変地異、その他やむを得ない事由により、内容の変更や開催を中止する場合があります。
  • *本会食会は(株)ヒューマニケーションが企画・主催・運営をしています。

ご予約は、(株)ヒューマニケーション イベント運営担当まで。

03-5794-3488(月~金9:30~17:00/土・日・祝休)

2017.04.11

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