先代の高橋英一氏が鰹の渋みや酸味に疑問を持ったことから、「瓢亭」では「鮪節」に到達し「一番出汁」「二番出汁」「八方出汁」の3つを使い分けています。この秘伝ともいわれる出汁の実演をお食事前にご覧いただきました。
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瓢亭 懐石料理を嗜むゆうべ瓢亭の極上出汁と椀物の世界 |
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2017年11月18日開催
京都・南禅寺境内で茶屋として創業し450年続く「瓢亭」で、茶事の懐石のこころを基にした懐石料理を嗜む会食会を開催しました。


当代の高橋義弘氏は、先代の味を引き継ぎつつその時代と嗜好を取り入れることにも挑戦し、新たな味の研究にも意欲的。

「茶懐石」の精神を基本としつつ、本格的な茶事でなくてもより多くの人が愉しめる「懐石料理」を、その中でも椀物を椀の中、香を楽しみ難しく考えることなく美味しいと感じていただいた特別な夜となりました。
<担当:宮・濱>