この日のために、東京サロンから運び込まれたベーゼンドルファーは、世界限定18台の「ドラゴンフライ」モデル。
色とりどりの木材を組み合わせ、花々や動物をあしらった限定モデルです。色づけした木材に焼いた土で色をつけて陰影をつける伝統的なサンドシェーディング技法を用いて植物、動物を表現しています。
18世紀の画家ヨハン・ヴェンツェル・ベルグルによる緻密な装飾をそのまま描きだしています。
ベーゼンドルファー「長楽館」サロンコンサート百年の歴史を誇る洋館の中で、豊かな音色を間近で感じる |
2018年7月1日開催
毎年好評をいただいているベーゼンドルファーの音色を楽しむ企画。今年も100年の歴史を誇る京都・長楽館で開催されました。
今回のピアニストは、佐野隆哉さん。
ダイナミックにして繊細。「色彩感」と「叙情性」に満ちた"実力派"ピアニスト。東京藝術大学修士課程を修了後、渡仏。日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院第三課程研究科への入学を許可されました。ロン=ティボーなど国内外多数のコンクールで入賞。国内はもとよりヨーロッパ各地でソロ・室内楽奏者として活躍しています。
≪当日のプログラム≫
【モーツァルト】ピアノソナタ第11番イ長調Kv.331「トルコ行進曲付き」
【ドビュッシー】
レントより遅く
夢
子供の領分 より
・グラドスアドパルナッスム博士
・ゴリーウォークのケークウォーク
【ショパン】
ノクターン
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
コンサートの後は、長楽館の美しいティーサロンでおくつろぎいただきながら、長楽館パティシエ特製デザートセットやスパークリングワインを楽しんでいただきました。演奏後の佐野さんが各会員へご挨拶をおこない、ピアノの美しさ、音色をお楽しみいただけました。
<担当:宮・濱>