午後6時、ワイン講師の紫貴あきさんの司会で会がスタート。三井住友トラストクラブ・五十嵐幸司社長によって、100人以上のキャンセル待ちが出た人気企画だったことが明かされた。
会員制『綱町三井倶楽部』で味わう、希少ワインとフランス料理の夕べダイナースクラブ カルチャーラボ×WINE LABO コラボレーション企画 |
イベントの特別ゲストとして招かれた阿川佐和子さんと檀ふみさん。お二人は30年来の親友。
2024年2月15日開催
如月の宵、約110年の歴史を刻む東京・三田の『綱町三井倶楽部』で、ダイナースクラブ カルチャーラボとWINE LABOがコラボレーションした貴重なイベントが開催された。皇族や歴代総理大臣、外国の賓客も訪れたルネサンス様式を基調とした迎賓館で、フランス三大銘醸地の希少ワインと正統派フランス料理を特別なゲストと楽しむ類いまれな機会とあって、開始時間前に館内の瀟洒なステンドグラスや調度を眺めたり、広大な中庭を散策したりする参加者の姿もある。
当日の司会・ワイン解説を務めたワイン講師の紫貴あきさん
メインダイニングで催された一夜かぎりのイベント
そしていよいよ特別ゲストの阿川佐和子さんと檀ふみさんが登場。ともに白地の着物をまとった二人の輝くようなオーラに、会場から拍手とため息がもれる。まずは全員で「キュヴェ・アキラ 特級 NV」で乾杯。日本人シニアソムリエ・松本章氏が手がける珍しいシャンパーニュのプレステージ・キュヴェだ。
フォトセッションの後、席に着いた二人はさっそく「私たち一緒に着物で登場しちゃいけなかったんじゃなかったかしら」「あら、それ言う?」「漫才コンビにしか見えないみたいよ」と爆笑トークで沸かせる。
ワイン話にも花が咲き、阿川さんはかつてミネラル香を「イクラ丼」と表現して仰天されたエピソードを、檀さんはフランス男性に「ボルドーの女」と求愛されたエピソードを披露。檀さんの「ボルドーは最初主張しないけれど、歳を重ねるほどよくなるのよ」との言葉に、参加者たちは大きくうなずいていた。
イベントでは、日本人が手がける特級シャンパーニュやブルゴーニュの特級白、希少なブルゴーニュ古酒、ボルドー・メドック格付け1級ムートン、甘美な貴腐ワインなどが供された。
さらに白ワイン好きが憧れる特級「コルトン・シャルルマーニュ」、今回の目玉「アルベール・モロ ボーヌ1級 ブレッサンド1990年」のマグナムボトル、メドック格付け1級「ムートン・ロートシルト2008年」など5種のワインが料理とともにサーブされ、阿川さん、檀さんと最高の一夜を楽しんだ。