Event Report

特別講座・天才書家「金澤翔子」の世界

開催日:2025年5月2日(金)

生まれてすぐにダウン症と診断された金澤翔子さんに母・泰子さんがどう向き合ってきたのか、どうやって彼女の才能を開花させていったのか。
伊勢神宮や東大寺など名だたる神社仏閣の総本山で奉納揮毫(きごう)や個展を開催し続けてきた二人。彼女が書家として一流の舞台まで上り詰めるまでにはいくつもの努力と挑戦、そして母の支えがありました。
本講座では、国内外で活躍する金澤翔子さんの作品展示を鑑賞した後、ダイナミックな揮毫をご覧いただき、そして母・泰子さんによる講演を拝聴。講座の後は作品販売会も行われました。

講座は北鎌倉・建長寺で開催されました。
翔子さんが揮毫したのは「飛翔」。
まず最初に無地の画仙紙を前に合掌して精神統一をしたあと、大筆で「飛」の一画目を力強く書き下ろしました。

最後の跳ねには飛び立った後の風を思わせる余韻を添え、緊張感を保ちながら2文字目の「翔」を完成。
母・泰子さんは終始翔子さんが最善のパフォーマンスを発揮できるようにサポートされていました。

苦難の道と輝かしい業績、未来を語る泰子さんの講演と泰子さんに寄り添う翔子さんのピュアな笑顔は、渾身のパフォーマンスを目の当たりにした後だからこそ、参加者の深い理解と共感を誘いました。


過去のイベントレポート

開催されたイベントの様子をお届けします。日本で最初のクレジットカード、ダイナースクラブカード。