ご主人と女将がやさしく迎えてくれる、
気さくな割烹。
割烹 梅津
繁華街の細い路地に佇む割烹
朗らかな大将夫妻との語らいで
至福の時間
賑やかな四条通から少し北へ上がり、二筋目を東へ。細い路地(ろうじ)を進み、道なりに右へ曲がると、ほどなく現れるのが足下を柔らかに灯す小さな石標。大きな目が優しいご主人・梅津直人(うめづなおと)さんと、くるくる変わる表情が愛らしい女将・ルミさんが待つ「割烹梅津」です。
京の水で腕を磨いた大将と
笑顔で支える女将
「料理なら京都だ」という恩師の言葉を受けて高校卒業後、故郷の東京を離れ京都へやってきた梅津さん。恩師の友人で、錦市場にある包丁の老舗「有次」社長の口利きで、はもしゃぶで知られる祇園「なか川」にて修業の第一歩を踏んだといいます。それから20余年を経て2010年、祇園町北側のこの地で自らの店を開きました。板場では黙々と一切の無駄なく手を動かす梅津さん、そのご主人をあうんの呼吸で支え、明るい笑顔でお客をもてなす女将のルミさん。お二人の息のあった仕事ぶりを、柾目の美しい桐のカウンター越しに眺めるのも、ご馳走を待つ合間の幸せなひとときです。
炭火でじんわり引き出される旬の旨味
カウンターの奥には、大工さんと一緒に苦心してこしらえたという煉瓦造の竈が。というのも、梅津さんが常に心を砕いているのが「いかに上手く焼き、炊くか」ということ。竈には炭がくべられ、旬の魚・菜がもつ本来の旨味がじっくりと引き出されます。お料理は、お任せのコースと一品料理が用意され、その日の気分でオーダーできるのも魅力の一つ。14,040円と16,200円のコースの中で登場する「海老芋と蒸し鮑の唐揚げ」は、少し甘めに味付けされた海老芋と、昆布だしで半日ほどかけて炊き、さらに蒸した鮑を揚げた一品。厚めに切られた鮑は食べ応えがあり、口にふくめば滋味あふれる汁がほとばしります。
懐かしくて新しい、やさしい甘み
コースのデザートやお持ち帰りの品として大人気を集めているのが、自家製プリン。こちらは梅津さんが子どもの頃、家でおばあさまがつくってくれた懐かしの味わいをベースにアレンジしたもの。生地の一番上にブラマンジェを載せて仕上げられた上品な口あたりは格別です。大切な方へのお土産にもぜひ。
ダイナースクラブ会員限定特典
会員様のために特別にお席をご用意。
カウンターやお座敷のご希望をお伝えください。
- ※満席の場合は、ご要望にお応えできないこともございます。ご了承ください。
割烹 梅津
住所 | 〒605-0073 京都市東山区祇園町北側347-93 |
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電話番号 |
075-531-0929
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営業時間 | 17:00~21:30(入店) |
定休日 | 日曜(年末・年始休み、お盆休みあり) |
お料理 |
コース 10,000円、13,000円、15,000円(税・サービス料5%別)。アラカルトもあり。 |
お席 | 1階カウンター11席、2階お座敷2室(5名様、4名様) |
お持ち帰り情報 | 自家製プリン 3個入り972円、5個入り1,620円(税込) |
2014.11.17