確かな腕に裏打ちされた料理と
京都らしい心遣いが魅力の割烹。
割烹 千ひろ
温かなご主人が迎えてくれる
もてなしの心が息づいた空間
2001年より祇園町の路地(ろうじ)の一角にのれんを掲げる「割烹千ひろ」。組子の格子戸に白木のカウンター、季節のお軸が架かる個室……隅々まで清らかな店内の居心地は格別で、穏やかな笑顔で迎えてくれるご主人・永田裕道(ながたひろみち)さんの誠実な人柄を物語るかのようです。
確かな味わいの秘密は
名店を支えた腕
生まれも育ちも祇園町の永田さん。お父さまはフレンチの巨匠ポール・ボキューズが何度も訪れたという祇園の名割烹「千花」の先代です。その店をお兄さまとともに26年にわたって支えた後に独立、生まれ育った祇園の地に自身の店を開いて14年目を迎えました。屋形に入ると、樹齢300年を超える檜を使った美しい一枚板のカウンターが目に留まり、これから供されるお料理への期待に胸が膨らんできます。
さり気なく供される器との
出会いも楽しみ
時間を見つけては、お料理に合う器を探して骨董店を巡るという永田さん。店内には味のある名器が取り揃えられ、時には江戸期に活躍した名陶工・尾形乾山の器に出会えることも。
素材の個性を生かした
けれん味のない京料理
その時季最良の素材で構成されるコースは、素材の個性を最大限に生かした味付けはもちろん、食べやすさ、器との色合わせなどすべてが綿密に計算されています。たとえば織部の器にのって登場する「季節の果物」にかかるのは、老舗「湯波半」の湯葉を細かくすりペースト状にし塩のみで調味したもの。こく深くまろみある旨みが、爽やかな果実の味わいを引き立てます。コースの最後を締めくくるのはフルーツジュース。満たされたお腹にすっと清涼感をもたらす、「千花」時代からの心遣い。正統な京料理の技ともてなしの心を受け継いだ、まさに「京都」を感じる一軒です。
ダイナースクラブ会員限定特典
お店から、お食事の際にビールを1本プレゼント。
- ※1組に1本となります。ご了承ください。
割烹 千ひろ
住所 | 〒605-0073 京都市東山区祇園町北側279-8 |
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電話番号 |
075-561-6790
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営業時間 |
17:00~20:30(入店)
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定休日 | 月曜(夏期・冬期休みあり) |
お料理 | コース 12,000円、15,000円、18,000円、20,000円(税・サービス料10%別) |
お席 | カウンター8席、座敷1室(2名~7名様) |
2014.11.17