クレジットカードの付帯保険とは?魅力的な補償内容と利用方法

更新日:2023年11月1日

多くのクレジットカードには、クレジットカードを活用するシーンで起こるかもしれないリスクに備えて、旅行傷害保険やショッピング保険などの保険が付帯されています。その補償内容はクレジットカードによって異なりますので、クレジットカードを選ぶ際は、補償内容も確認することが大切です。 ここでは、クレジットカードの付帯保険の仕組みや保険の種類、利用方法を解説します。ダイナースクラブカードの補償内容についても一例を紹介しますので、クレジットカード選びの参考にしてください。

クレジットカードの付帯保険とは入会後に利用できる保険サービスのこと

クレジットカードの付帯保険は、クレジットカードに入会すれば自動で付いてくる保険サービスのことです。
カード会社が会員に提供しているサービスの一環で、カード会社と保険会社の契約によって提供されているものなので、付帯保険に関する加入手続きや保険料の支払いは不要。もしものときに補償の範囲内で保険金を受け取ることができます。ただし、オプションの保険などサービスを追加する場合は、その分の保険料が必要です。
なお、補償内容は、カード会社やゴールド、プラチナといったカードのランクによって異なり、年会費が高いカードほど、補償内容が手厚い傾向にあります。

■付帯保険の補償例(海外旅行傷害保険)

※補償の一例です。詳細は必ず、書面に記載の補償内容をご確認ください。

自動付帯と利用付帯の違い

クレジットカードの付帯保険は、自動付帯と利用付帯の2種類があります。自動付帯か利用付帯かを把握しておかないと、あてにしていた保険が利用できない場合があるので、注意が必要です。補償金額だけでなく、自動付帯なのか利用付帯なのかは、しっかり確認しておきましょう。
それぞれの特徴は次のとおりです。

自動付帯

自動付帯とは、クレジットカードに入会していれば利用できる保険です。
たとえば、海外旅行傷害保険が自動付帯されているカードに入会している場合、海外旅行で事故に遭ってしまったら、補償対象の範囲内で入院費やケガの治療費をまかなうことができます。利用条件はありませんので、そのカードで海外旅行の費用を支払っていなくても補償が受けられます。

利用付帯

利用付帯とは、クレジットカード会社が指定する利用条件を満たした場合のみ利用できる保険です。
たとえば、利用条件に「募集型企画旅行の費用や、公共交通機関の交通費などを当該クレジットカードで支払うこと」とされている場合、募集型企画旅行でも別のクレジットカードを使って精算したり、対象のクレジットカードを使ったとしても募集型企画旅行ではなかったりすると、補償対象になりません。

クレジットカードの付帯保険の種類

クレジットカードに付帯する保険の種類や補償内容は、カードによってさまざまです。
ここでは主な付帯保険について、一般向けカードのダイナースクラブカードとビジネスカードであるダイナースクラブ ビジネスカード、そして中小企業向けのダイナースクラブ コーポレートカードを例に紹介します。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は、海外旅行中の病気やケガに対して補償を受けられる保険です。
主な補償内容は次のとおりです。被保険者とは基本的にカード会員を指します。

  • ・傷害死亡・後遺障害:被保険者が、死亡や後遺障害になった場合に所定の保険金が受け取れます。
  • ・障害治療費用、疾病治療費用:被保険者が、海外旅行中にケガや病気をした場合の入院、通院、手術などの治療費が受け取れます。
  • ・賠償責任:誰かにケガをさせたり、ホテルの設備を誤って壊したりした場合の賠償費用をカバーします。
  • ・携行品損害:カメラやカバンなど、常に携帯していた物が盗難や破損といった偶然の被害を受けた場合に限度額の範囲でその費用を負担します。
  • ・救援者費用:被保険者の事故に駆け付けた家族の渡航費を補償します。

■海外旅行傷害保険の補償例(ダイナースクラブの場合)

傷害死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
ダイナースクラブ
カード
最高1億円
・自動付帯分: 最高5,000万円
・利用条件分: 最高5,000万円
300万円
・自動付帯 ・1事故の限度額
300万円
・自動付帯
・1疾病の限度額
1億円
・自動付帯
50万円
・自動付帯
・年間限度額100万円
・1つあたり10万円限度
300万円
・自動付帯
・年間の限度額
ダイナースクラブ
ビジネスカード
ダイナースクラブ
コーポレートカー
最高5,000万円
・自動付帯
5,000万円
・自動付帯
50万円
・自動付帯
・1旅行中の限度額
・保険期間中100万円
400万円
・自動付帯
・保険期間中の限度額

※自動付帯分:ご入会の翌日以降(会員資格が有効である期間中)に開始された旅行から3ヵ月を限度に補償します。

※利用付帯分:公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金をダイナースクラブカードで支払った場合に適用となります。

※ダイナースクラブカード、ダイナースクラブ ビジネスカードでは、旅行中にケガや病気になった際、24時間年中無休でサポートが受けられる「海外緊急アシスタンスサービス」が付帯されます。

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は、国内旅行中の病気やケガに対して補償を受けられる保険です。 国内旅行中での病気やケガによる入院、通院、手術、死亡、後遺障害などが補償対象ですが、補償範囲や保険金の額はカードの種類によってかなり異なります。
また、国内旅行損害保険が自動付帯というクレジットカードは比較的少数です。利用付帯の場合、旅行代金を当該クレジットカードで支払うなどの利用条件があるので、必ず確認しておきましょう。

■国内旅行傷害保険の補償例(ダイナースクラブの場合)

死亡・後遺障害 入院 手術 通院
ダイナースクラブ
カード
最高1億円 日額5,000円 入院中以外の手術:2.5万円
入院中の手術:5万円
日額3,000円
ダイナースクラブ
ビジネスカード
ダイナースクラブ
コーポレートカード
最高5,000万円

※すべて利用付帯で、補償を受けるには以下のような条件があります。

※ダイナースクラブ コーポレートカードの場合も利用付帯です。補償を受けるには、三井住友トラストクラブを通じで予約を行い、かつその料金を当該クレジットカードで支払うなど、いくつかある条件を満たす必要があります。

ショッピング保険

ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した品物が破損したり、盗難にあったりした場合に補償を受けられる保険です。品物が手元になくても、ショッピング保険が付帯したクレジットカードで購入したものなら、補償の対象になります。
ただし、船舶やコンタクトレンズ、植物や現金、食料品などは対象外です。携帯電話やスマートフォンを対象外とするカード会社が多く見られますが、ダイナースクラブでは対象となっています。
なお、ショッピング保険の名称は各カード会社によって異なり、ダイナースクラブの場合は「ショッピング・リカバリー(動産総合保険)」と呼びます。

■ショッピング保険の補償例(ダイナースクラブの場合)

補償限度額(年間) 500万円
自己負担額 1品につき1万円
対象期間 商品の購入日より90日間
対象となる利用 国内利用・海外利用

※ダイナースクラブカード、ダイナースクラブ ビジネスカードに自動付帯

※ダイナースクラブのクレジットカードで購入した品物が対象で、携帯電話やスマートフォンも適用

ゴルファー保険

ゴルファー保険は、ゴルフプレー中の事故やゴルフ用品の損害に対して補償、他人にケガをさせた場合の賠償を受けられる保険です。
条件を満たせば、ホールインワン・アルバトロスを達成した際、祝賀会や記念品贈呈、記念植樹、同伴キャディに対する祝儀などにかかる費用も補償されます。ゴルファー保険が自動付帯するカードは少数ですが、ダイナースクラブ ビジネスカードは自動付帯となっています。

■ゴルファー保険の補償例(ダイナースクラブ ビジネスカードの場合)

傷害保険 賠償責任 ゴルフ用品損害 ホールインワン・
アルバトロス費用
死亡 後遺障害 入院 手術 通院
300万円 最高
300万円
日額
4,500円
入院保険金日額の5倍または10倍
*1事故につき1回限り
日額
3,000円
1億円
*1事故の限度額
5万円
*年間の限度額
10万円
*1回の限度額

※すべて自動付帯

紛失・盗難による補償サービス

ほとんどのクレジットカードには、カードを紛失したり、盗難されたりした場合の補償サービスがあります。補償内容は、紛失または盗難されたカードが不正利用された場合に、損害額が補償されるというものです。
基本的にはカード会社に紛失・盗難の届け出をした日から既定の日数までさかのぼって補償されます。ダイナースクラブの場合、規定の日数は、紛失・盗難の連絡をダイナースクラブに連絡した日から60日前までです。

なお、補償の対象外となる場合もありますので注意が必要です。たとえば、カードの会員以外が所持しているあいだの紛失・盗難や、カードに署名欄があるにもかかわらず署名をしていなかった場合は補償対象外。このほか、暗証番号を自分の誕生日にするなど、会員の不注意により暗証番号を知られてしまった場合の損害も、補償の対象となりません。

クレジットカードの付帯保険の利用方法

クレジットカードの付帯保険を利用したい場合、事前手続きは不要です。
まずカード会社の保険デスクに連絡して、必要な書類をそろえて提出しましょう。一般的に、疾病補償の治療費用などは後払いで、一旦立て替える必要があります。ただし、ダイナースクラブカードの海外旅行損害保険に付帯している「キャッシュレス・メディカル・サービス」が利用できれば、保険会社から提携病院へ直接代金が支払われるため立替不要です。

なお、保険の利用に必要な書類は、請求内容によって異なります。
たとえば、ダイナースクラブカードの海外旅行損害保険で治療費用を請求する場合は、以下のような書類が必要です。

<ダイナースクラブカードで治療費用を請求する場合の必要書類例>

など

クレジットカードを複数枚持っている場合の保険金について

クレジットカードには基本的に付帯保険があるため、複数枚持っている場合は同じような補償内容が重なる場合があります。複数のカードを所持していることで保険金の支払いがどうなるかは、カード会社や補償の種類によって変わります。ダイナースクラブカードの場合は、次のとおりです。

・海外旅行損害保険(死亡・後遺障害)

ダイナースクラブカードに加え、別の個人用クレジットカードの付帯保険に加入していた場合は、最も高い保険金額が限度となり、各クレジットカードに付帯する保険金額に応じて、按分して保険金をお支払いします。
例えば、ダイナースクラブカードに加え、個人用クレジットカードを2枚持っていたとします。各社の保険金額がダイナースクラブカード5,000万円(自動付帯分)、A社3,000万円、B社2,000万円とすると、最も高い5,000万円が支払いの限度額です。5,000万円を、三井住友トラストクラブと、A社、B社で按分することになります。
なお、ほかの法人カードの付帯保険や任意加入の海外旅行損害保険に加入していた場合、保険金は各保険金額の合算金額です。

・海外旅行損害保険(死亡・後遺障害以外)

各保険金額の合計を限度として、その範囲内で実際の損害額を按分してお支払いします。

・国内旅行損害保険

ダイナースクラブカードに加えてほかの個人用クレジットカードの付帯保険がある場合、保険金は合算されず、最も高い保険金額が限度となります。ほかのカードで保険金が支払われた場合は、その金額を差し引いた額が保険として支払われます。

手厚い補償内容の保険が付帯した、ダイナースクラブカードがおすすめ
ダイナースクラブ ビジネスカード/ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)

海外出張が多いなら自動付帯で手厚い補償の海外旅行傷害保険が付帯したカード、ゴルフの機会が多いならゴルファー保険が付帯したカードというように、利用シーンにあった付帯保険のあるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
三井住友トラストクラブが発行する、一般向けのダイナースクラブカード、ビジネス向けのダイナースクラブ ビジネスカードは、最高1億円という手厚い補償の海外旅行傷害保険が自動付帯。キャッシュレス・メディカル・サービスが利用できれば、不慮の事故によって海外で医療を受ける場合に、治療費を立て替える手間もありません。国内旅行傷害保険は死亡・後遺障害が最高1億円と充実しており、ショッピング保険も補償限度額は年間500万円です。また、ダイナースクラブ ビジネスカードならゴルファー保険もついており、接待ゴルフが多い事業主にぴったりといえます。
しかし、ダイナースクラブの特長は充実した保険だけではありません。ダイナースクラブ ビジネスカードと、ダイナースクラブカードに追加発行できる経費決済専用カード、ダイナースクラブ・ビジネスアカウントカードの特徴を紹介します。

ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴

ダイナースクラブ ビジネスカードは、個人事業主・法人経営者向けのビジネス専用カードです。27歳以上で法人、団体などの代表者や役員、または個人事業主であればお申し込みが可能です。
ダイナースクラブ ビジネスカードを事業用専用カードにすることで、事業に関する支出をしっかり把握しながら経費管理の手間を省くことができるでしょう。

なお、ダイナースクラブ ビジネスカードには、主に次のような特徴があります。

・従業員を含めた経費の一元管理が可能

ダイナースクラブ ビジネスカードは、4枚まで無料で従業員用の追加カードの発行が可能(3,4枚目は1枚あたり年間5,500円(税込)のカード維持手数料がかかります)。従業員が18歳以上であれば発行できます。従業員を含めた経費の一元管理が可能になり、出張費の精算や仮払いの手間も省けます。

・ダイナースクラブ ビジネスカードならではのサービスが利用できる

ダイナースクラブカードで利用できるサービスにプラスして、さらにビジネスに役立つ優待特典も多数利用可能です。
たとえば、会計ソフトとの連携、税務相談や法律相談などの優待サービスがあるほか、事業承継やM&Aなどのビジネスコンサルティングサービスなどもあります。ゴルファー保険をはじめとするゴルフ優待サービスや加盟店優待、JALオンラインのインターネット予約サービスなども利用できますので、さまざまなビジネスシーンにご活用ください。

■ダイナースクラブ ビジネスカードの主な特徴

年会費 27,500円(税込)
ポイント付与率 100円につき1ポイント
※税金の納付の場合、200円につき1ポイント
旅行傷害保険 最高補償額1億円(海外・国内)
国際ブランド ダイナースクラブ(Diners Club)
追加会員、追加カード 追加会員4名まで、1会員につき1枚まで
※年会費無料
※カード維持手数料:3,4枚目のみ1枚あたり年間5,500円(税込)
ETCカード ・基本会員は5枚まで発行可能
・追加会員は1会員につき1枚まで発行可能
※ETCカードの発行枚数の上限は、追加会員の人数に関わらず、4枚までです。
ポイント有効期限 なし
ショッピング保険 購入日より90日間、年間500万円まで

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)の特徴

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードは、ダイナースクラブカードや各種提携カードの所有者が、追加で申し込める経費決済専用カードです。法人格を持たない個人事業主でも利用でき、ダイナースクラブカードをプライベート用、ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードを事業用と使い分けることで、経費処理の手間を大幅に軽減できます。

なお、ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードには、主に次のような特徴があります。

・プライベート用と事業用に分けて支払口座の設定が可能

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードと、本会員カードとなるダイナースクラブカードとで、別々の支払口座の設定が可能。法人口座の設定もでき、利用代金明細書も別になるため、プライベート用と事業用に分けた経費の管理が容易になります。

・年間手数料は経費に計上可能。ポイントは2枚のカードを合算して使える

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードの年間手数料は、事業に関わる支出ですので経費として計上できます。年間手数料が所得税の節税につながるため、お得なクレジットカードといえるでしょう。
なお、クレジットカードの利用で貯まったポイントは本会員カードのポイントと合算して利用できます。

・ダイナースクラブカードならではのサービスを利用できる

ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードでは、JALオンラインのインターネット予約サービスなど、ビジネスに役立つサービスの利用が可能です。さまざまなビジネスシーンにお役立てください。

■ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカードの主な特徴

年間手数料 5,500円(税込)
ポイント付与率 100円につき1ポイント
※税金の納付の場合、200円につき1ポイント
旅行傷害保険 最高補償額1億円(海外・国内)
国際ブランド ダイナースクラブ(Diners Club)
ETCカード カード会員本人が所有する車両台数(車載器台数)に応じ5枚まで
ポイント有効期限 なし
ショッピング保険 購入日より90日間、年間500万円まで

保険が充実したダイナースクラブ ビジネスカード/ダイナースクラブ・ビジネスアカウントカードを選ぼう

クレジットカードに付帯する保険には、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険のほか、ショッピング保険やゴルファー保険などがあります。保険の種類や補償内容はカード会社やランクによって異なるので、比較・検討した上で、自身のライフスタイルやビジネスに合ったものを選ぶのがおすすめです。

三井住友トラストクラブが発行する、ダイナースクラブカードやダイナースクラブ ビジネスカードは、最高1億円の死亡・後遺障害補償を備えた海外旅行傷害保険をはじめ、年間500万円までのショッピング保険など手厚い補償内容の保険が付帯しています。加えて、ダイナースクラブ ビジネスカードにはゴルファー保険が付帯。
そしてダイナースクラブ・ビジネスアカウントカードは、ダイナースクラブカードに追加して発行できる経費決済専用カードです。ダイナースクラブカードの補償内容はそのままに、事業者にうれしい経費決済のしやすさが特徴となっています。

ダイナースクラブは、1950年に米国・ニューヨークのレストランで生まれ、日本で最初の多目的クレジットカードを発行した国際ブランド。ハイブランドカードとして定着しており、安心して使えること、さまざまなサービスが支持されていることなどは、60年以上の歴史が証明しています。ビジネスに寄り添うダイナースクラブカードをぜひお手元に。

※本記事は、2023年2月現在の情報です。
※カード改定:2023年6月

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