SDGs 17のゲート

世界一幸せな国から届いた
冬の素肌を癒やすスキンケア

国連機関である「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」の調査で、フィンランドは世界幸福度ランキング5年連続1位、さらにSDGs達成度ランキングでも2021年に続けて1位に選ばれている。まさに、今世界が目指す未来の理想郷をひと足先に実現しているといえる。

多くの企業が地球を守るユニークな取り組みを行っているが、そのひとつであるスキンケアブランドが日本上陸を果たした。2018年に、アヌとイェンニ姉妹によって創始された「HENUA(ヘヌア)」である。

最大の特徴は、精製水を一切加えず、肌が本当に必要としている植物由来の成分だけを高濃度に配合していること。WWF(世界自然保護基金)によれば、2025年には世界人口の3分の2が安全な飲料水の不足に悩まされるといわれているので、これはその一助になるだろう。

主に使われる白樺樹液はビタミンやミネラルが豊富で、肌に優しい。そこに、フィンランドで昔から肌によいとされてきたベリー類や植物エキス、スーパーフードの成分を加えた5製品のスキンケアシリーズを発表している。

“ヘヌア”とはフィンランド語の方言で、ウェルビーイングや楽しさ、幸福を表す言葉。大切な人とハグをした時のような満たされた気持ちを指すそうだ。ヘヌアは売上の一部を、フィンランドを囲むバルト海の保全活動を行うジョン・ヌルミネン財団に寄付し、顧客以外にも幸せのシェアを広げていることも付け加えておきたい。

全製品、フィンランドで生産され、エコサート認証とリーピングバニー認証を取得している。乾燥した季節におすすめは、さらりとした感触なのに長時間潤うトナー 100ml 12,300円、心地よい香りが魅力のボディローション 150ml 12,200円、フェイシャルオイル 15ml 14,300円(すべて税込)。パッケージも緩衝材が不要で、簡単に広げて平らにすることができ、処分する際も環境に優しい。

写真・大志摩 徹 文・小倉理加

キャンドルウィック

電話03-6261-6057

*掲載情報は2023年1&2月号掲載時点のものです。

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