SDGs 17のゲート
持続可能な社会のためにわたしたちができること

「木づかい」は「気づかい」
人と地球にやさしいストロー

『ザ・キャピトルホテル 東急』は、リニューアルオープン10周年を記念し、「木の日」と呼ばれる2020年10月8日から、3階ビジネスセンターにて「木のストロー ホテルオリジナル焼印セット」を販売している。

この日が「木の日」に制定されたのは、漢数字の「十」と「八」を重ね合わせると漢字の「木」になることから。1977年に林野庁と木材利用推進中央協議会などが業界の発展と木材の利用促進を図るためにスタートさせた。

木のストローは環境ジャーナリストの竹田有里氏、高品質の木造注文住宅を手掛けるアキュラホーム、ザ・キャピトルホテル 東急の3者で発足した「Wood Straw Project(ウッドストロープロジェクト)」が協議と試作を重ね、世界で初めて製品化された優れモノ。

間伐材を0.15ミリにスライスしたものを斜めに巻き上げ、一本一本を手作りで仕上げている。くちびるに挟んだ際には、従来のプラスチック製のストローにはない繊細な感触と、日本の匠の卓越した技の妙を実感いただけるはずだ。

木のストロー ホテルオリジナル焼印セット

現在、同ホテルでは、館内すべてのレストラン&バー、およびクラブラウンジでこの木のストローを採用している。

SDGs(持続可能な開発目標)には17の項目がある。その中には「持続可能な生産消費形態を確保する」ことに関して「つくる責任 つかう責任」という一文がある。木のストローは、まさにこのメッセージを具現化している。

木のストローに焼印を施したオリジナル品のテキストは Thank You / Happy Birthday / ご希望のお名前(日本語または英語)など全5種類。お好きな組み合わせにて5本をギフトボックスに詰めての販売。1箱5本入り・2,500円(税込)。

館内プールの貸し切り利用や、小型犬の同伴可能など、魅力あふれる宿泊プランも注目を集めている。

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

ザ・キャピトルホテル 東急

03-3503-0109

*掲載情報は2022年1&2月号掲載時点のものです。

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