Special
イラストレーション・naohiga
見た目が人の印象を半分以上決定してしまうという「メラビアンの法則」。つまり、ファッションとは、自分を表現する最重要ツールといえるだろう。目利きたちの欠かせないファッションアイテム。そこにはやはり確たる理由が隠れていた
\ 初登場!/
時代と共に進化するファッションアイコン
女優
長谷川京子
定番はスキントップス。楽だけど、シャンとする。
自分の身体を愛せる服なんです
今、一年中欠かせないアイテムになっているのがスキントップスです。もともとはスポーツ系の機能素材として存在していたものなのですが、その快適さとファッション性に惹かれ、去年、自身の下着ブランド「ESS by」で"服"としてプロデュースしました。
感覚で言うなら、下着と服をつなぐような存在。フィット感のある衣服は、身体の線をあらわにしてしまうとして敬遠されがちです。でも実は、体型をさりげなくサポートしてくれる効用もあるんです。
冬なら、セーターの首元からほんの少し覗かせるだけで、ファッション感が生まれる。そして何より、身体にフィットした一枚を纏っていると、気持ちが凛とします。以前、ある方から「楽な下着をつけていたら、楽な女になる」と言われました。でも、楽でありながらも、背筋を伸ばして過ごしたい。スキントップスを作ったのは、そんな一枚がほしかったからです。
自分の身体を隠すのではなく、愛せる服。これが、とても快適なんです。
Kyoko HASEGAWA
千葉県出身。『CanCam』の専属モデルとして活躍し、"ハセキョー"の愛称で人気を博す。2000年、ドラマ「らぶ・ちゃっと」で女優デビュー。2021年に下着ブランド「ESS by」(エス バイ)を立ち上げ、昨年のコレクションでは服・インテリアへの展開もスタート。ブランドコンセプトは「自愛」で、肌に触れるものだからこそ心地よく、自分を愛せるような下着を提案している。
Instagram @kyoko.hasegawa.722
\ 初登場!/
世界が追随するダンスシーンの牽引者
ダンサー・振付家
TAKAHIRO
長く時を共にする、新たな領域に挑戦する。
愛する物には、物語がある
ファッションアイテムを選ぶ時、僕には2つの指針があります。1つは、タイムトラベルのように思い出を刻める、長く時を共にできる物であること。そしてもう1つは、新しい余白を作り出せる物であることです。
たとえば、長く愛用しているブレゲの腕時計。イベント出演をきっかけにご縁をいただき、不変のエレガンスを体現するそのスピリットに共感して、父と一緒に選んだ物でした。服であれば、スタイリストさんに提案していただいた新しいスタイルを、"その時代"を考えるきっかけとして取り入れてみることもあります。
ただ、僕の仕事はダンサーなので、ジャケットであっても動きやすさが第一。また、デザインがどうであれ、一目で「僕だとわかるシルエット」であることなど、必ず自分のフィルターを通すようにしています。ファッションは、自分を表現できる重要なアイテム。安心感や充実感を持てるかどうか——それが、僕の選択基準です。
TAKAHIRO
NYC APOLLOシアター全米放送TVコンテスト(Showtime at the APOLLO)にソロダンサーとして出場。史上最高記録となる9大会連続優勝を達成し、米国プロデビュー。2009年マドンナワールドツアーに参加。ダンサーエージェント「インフィニティ(INFINITY)」主宰。大阪芸術大学舞台芸術学科客員教授。「The fastest 20 m moonwalk」ギネス記録保持者。
Instagram @takahiro_dancer
エレガンスに革新をもたらす
ファッションデザイナー
芦田多恵
冬は革、夏ならリュクスナイロンのボトムス。
定番があるからこそ、決まるスタイル
秋冬になると、1日おきに着ているのが革のボトムスです。革って、ちょっと扱いにくいイメージがあるでしょう?でも、寒がりなクセに薄着でいたいという、矛盾した私の願望にも寄り添ってくれるのです。シャープな革のボトムスは、合わせ方次第でいかようにもイメージを変えられる、優れもの。シワにもなりにくく、愛用しているうちに体に馴染んで、動きやすくなっていきます。
私のファッションポリシーのひとつに、限られた用途の衣服でクローゼットが満杯になってしまうのは嫌、という考えがあります。いかに幅広い用途で活用できるか。それは、私がデザインする際の柱のひとつでもあります。「これさえあれば」という定番は、スタイルを決めてくれる存在です。
そして夏なら、もともとはスポーツの場面で使われていた素材を、ファッションへと私が昇華した"リュクスナイロン"のスカート。軽い、涼しい、動きやすい!
洋服は、お洒落を楽しめると同時に、日々を快適に過ごせるものであってほしい。それが、私にとって欠かせないファッションアイテムです。
Tae ASHIDA
東洋英和女学院小学部・中学部、スイスのル・ローゼイ高校を卒業後、アメリカのロードアイランド造形大学アパレルデザイン科を卒業。同校にて芸術学士号を取得。1991年にコレクションデビュー。「ジュン アシダ」のクリエイティブディレクター、「タエ アシダ」のデザイナーを務める。令和6年度文化庁長官特別表彰を受賞。
Instagram @taeashida
2026/02/20 Special
2025/12/22 Special
2025/11/20 Special
2025/10/20 Special
2025/09/22 Special
2025/07/22 Special
2025/06/20 Special
2025/05/20 Special
2025/04/21 Special
2025/03/21 Special
2025/02/20 Special
2024/12/20 Special
2024/11/20 Special
2024/10/21 Special
2024/09/20 Special
2024/07/19 Special
2024/06/20 Special
2024/05/20 Special
2024/04/19 Special
2024/03/21 Special
2024/02/20 Special
2023/12/20 Special
2023/11/20 Special
2023/10/20 Special
2023/09/20 Special
2023/09/15 Special
2023/07/20 Special
2023/06/16 Special
2023/06/16 Special
2023/05/22 Special
2023/04/20 Special
2023/03/20 Special
2023/03/20 Special
2022/12/20 Special
2022/11/21 Special
2022/10/20 Special
2022/09/20 Special
2022/07/20 Special
さまざまな分野で活躍する目利きたちによるコラム【目利きが選ぶアレやコレ】。今回は目利きたちの“欠かせないファッションアイテム”をご紹介。