インタビュー

日本ハム
身体にも脳にも驚きのパフォーマンス。
文武両道アスリートが支持するイミダゾールジペプチドとは

~日本ハムが20年以上の研究の末、記憶力に関する特許権を取得~

写真・岡村昌宏 文・片岡えり

Photographs by Masahiro OKAMURA(Crossover)

Text by Eri KATAOKA

スポーツと学業の二刀流で、鮮やかに目標を叶えた元ラグビー日本代表の福岡堅樹さん。試合で最高のパフォーマンスを発揮し、疲れを残さず学びに集中できる彼の身体をサポートしたのは、鶏のムネ肉などに含まれる成分、イミダゾールジペプチドだという。その経験と賢い活用法を語ってもらった。

「イミダを摂ることで疲労が溜まりにくくなり、回復も早くなりました」

シグネチャー編集部(以下、S):ラグビーの現役時代、食生活で意識していたことは何ですか?

福岡堅樹さん(以下、福岡):体の大きい選手にも当たり負けしないよう、体重を増やすことが重要です。だから、練習で消費するカロリーを取り戻すために、バランスよく何でも食べる。ただ僕のポジションは、体重を増やしすぎるとスピードが落ちるので、ベストを維持するようにしていました。

S:サプリメント情報もかなり回ってきたのでは?

福岡:選手間でも情報を共有していました。なかには怪しげなものもあるので、試す時は、安全性を最優先に。

S:イミダゾールジペプチド(以下、イミダ)を長く摂られているとか?

福岡:7人制の代表合宿からだから、6年以上ですね。提供してくれた日本ハムさんは食品メーカーなので信頼できたし、イミダの説明を聞いて、自分が一番必要としている成分だなと。

S:具体的にはどんな効果を求めて?

福岡:持久力です。もともとトップスプリント(速いスピード)は得意だったのですが、一度やると次にそのスピードを出せるまでに時間がかかっていて、あと1本走れるか、という体力的な課題を抱えていました。リピートスプリント(短距離ダッシュを繰り返す能力)を高められたのは、イミダを摂ることで疲労が溜まりにくくなり、回復が早くなったからかな、と。

S:当時は、鶏肉エキスからイミダを抽出したシンプルな顆粒タイプだったとか。飲みにくかったのでは?

福岡:苦かったですね。でも身体に有効な成分を摂ることが目的なので、あまり気にしませんでした。水と一緒に食前と、激しい練習の前、試合前にも。

S:イミダは約30分で血中を巡り乳酸を中和し、継続摂取により筋肉中にイミダが溜まっていくそうです。ほかに変化を感じたことはありますか?

福岡:どこかに疲労を感じると、そこをかばって他の筋肉に負荷をかけてしまい、怪我が多かったのですが、それが減った気がします。あと、疲労が残りづらく回復が早いと、練習に対するモチベーションを高く保てますよね。

■トップアスリートでも、イミダによる運動パフォーマンスの向上が確認されています。

トップアスリートでのパフォーマンスアップ

Jリーグのプロサッカー選手13人が、イミダ860mgを含んだ食品もしくはイミダを含まない食品を14日間摂取。摂取期間の前後に体重の7.5%の負荷をかけたエルゴメーターにより、5秒間の全力ペダリングを10セット行い、パワーを測定。その結果、トップアスリートでもイミダによる運動パフォーマンスの向上が確認された。

  • エルゴメーター:負荷をかけて、運動者の体力測定やトレーニングを行う器具。
  • グラフは、「鈴木ら,トレーニング科学研究会,2002」をもとに、日本ハムが独自に作成。

「キャリアの中で体力的な課題を大きく改善できた時と、イミダを摂り始めたタイミングが重なりました」

S:今まで続けられた最大の理由は何だと考えますか?

福岡:僕自身のキャリアの中で体力的な課題を大きく改善できた時と、イミダを摂り始めたタイミングが重なっていたのが大きい。効果を信じています。

S:現役時代のルーティンは?

福岡:所属チームにいた時の基本は、8時半から筋トレが始まり、午前中はグランド練習。昼食後に自宅で30分ほど昼寝をし、14時半から17時まで午後の練習。帰宅後は1日1時間を目安に机に向かっていました。医学部受験に向けて、基礎知識を忘れないためです。

S:練習後の勉強はハードルが高そう。

福岡:体力を消耗していると眠くなるし、集中できず頭に入ってこないことはよくありました。そんなときは、仮眠をとってから勉強したり。ただ、そこで自分なりに集中力を発揮できたのは、イミダの影響もあるかと思います。現役時代も受験期も、ずっとイミダを摂り続けていたので、飲まなかった時と比較することはできないけれど。

「よりよいコンディションは頭や身体のパフォーマンス向上につながります」

S:医学部で学ぶ中で、あらためて身体の仕組みを知り腑に落ちることも?

福岡:人体の構造を知り、脳と身体の繋がりなどの神秘をメカニズムとして理解できるようになりました。病理学で薬やサプリメントの効能を学び始め、興味深く取り組んでいるところです。これまで経験則で感覚的だったものが、理論的に伝えられる気がします。

S:勉強を頑張る人にアドバイスは?

福岡:勉強は集中力が重要。僕自身、1時間程度で集中が切れるので、短時間集中したらゲームや運動でオンオフを切り替えます。身体を動かすことでリセットでき、効率が上がる可能性も。長時間机に向かっているだけにならないよう、どんなやり方が合うのかを見つけてほしいですね。そして疲れが足を引っ張るならイミダを利用する手も。

S:勉強やスポーツの指導者もプレイヤーの身体ファーストになるべきです。

福岡:特にポジション争いをしている選手は、身体を酷使して不安を解消する傾向がありますが、休む勇気を持ってほしい。よりよいコンディションはパフォーマンス向上につながります。

S:社会人にも通用しそうです。

福岡:疲れを軽減することで前へ進める。アスリートに限らず、イミダは様々な方が頑張りたい分野で、努力を結果に繋げやすくするはずです。

  • 個人の感想であり、成分の効能ではありません。

■中高年において、加齢によって低下する記憶力が維持されることが確認されています。


元ラグビー日本代表

福岡堅樹さん

ふくおかけんき|1992年福岡県生まれ。高校・大学とラグビー部で活躍し、2016年にパナソニックワイルドナイツに加入。リオデジャネイロオリンピック7人制日本代表、ラグビーワールドカップ2015・2019日本代表に選出される。医師を目指すため、2020-21年度シーズンに現役を引退。現在、大学の医学部に在学中。


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日本ハム(株)中央研究所

029-847-7812

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